ガザ停戦交渉団、エジプトに派遣へ ハマスの出方焦点 イスラエル首相

AI要約

イスラエル首相府がガザのハマスとの停戦・人質解放のためのエジプトへの間接交渉代表団派遣を承認

ハマス側はハニヤ氏らの殺害で態度硬化、交渉進展は不透明

バイデン大統領がネタニヤフ首相に電話会談し、イランとの緊張を避けるよう要請。妥結を急ぐ

 【イスタンブール時事】イスラエル首相府は2日、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの停戦や人質解放に関する間接交渉の代表団を3日か4日にエジプトへ派遣することを承認したと明らかにした。

 ロイター通信が伝えた。ただ、ハマス側は最高指導者ハニヤ氏や軍事部門トップの相次ぐ殺害を受けて態度を硬化させる可能性が高く、交渉の進展が図れるかは不透明だ。

 米ネットメディア「アクシオス」によると、バイデン米大統領は1日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イランや親イラン組織などとの緊張激化を避けるよう要請。バイデン氏は声を荒らげ、「1週間か2週間以内」に交渉を妥結させるよう求めたという。