インド南部で土砂崩れ、少なくとも19人死亡 豪雨で救助難航
インド南部ケララ州の丘陵地域で豪雨による地滑りが発生し、少なくとも19人が死亡。救助活動が難航している状況。
地元メディアによると、19人が死亡し、多くの人が建物の下敷きに。ヘリコプター2機の動員やインターネット接続の問題が救助活動を困難にしている。
気象当局予報によると、ケララ州では30日も激しい雨が降る見込み。
Chris Thomas Jose Devasia
[ティルバナンタプーラム(インド) 30日 ロイター] - インド南部ケララ州の丘陵地帯で30日、地滑りが発生し、少なくとも19人が死亡した。豪雨により救助活動は難航している。地元メディアが報じた。
インディアン・エクスプレス紙によると、子供を含む19人が死亡、多くの人が建物などの下敷きになっている。テレビの映像には岩や倒木の間を水が流れ、多くの家屋が倒壊している様子が映し出されている。
政府はあらゆる機関に救助を要請しているという。ケララ州首相府は空軍のヘリコプター2機が動員されたと発表した。被災地域ではインターネットが接続ができないため、救助活動が難航している。
気象当局予報によると、30日もケララ州では非常に激しい雨が降る。