イスラエルとハマス、ガザ停戦案巡り相互に非難

AI要約

ハマスはガザ停戦案に新たな条件が加えられたことを非難し、イスラエルとの合意が妨げられていると述べた。

イスラエル、米国、エジプト、カタールがローマで協議を行い、ハマスは新たな条件に反発していると声明した。

ネタニヤフ首相はハマスを非難し、イスラエルは条件を変更していないと述べた。

イスラエルとハマス、ガザ停戦案巡り相互に非難

[カイロ/エルサレム 29日 ロイター] - イスラム組織ハマスは29日、パレスチナ自治区ガザでの停戦案について、イスラエルのネタニヤフ首相が新たな条件と要求事項を加えたことで合意が妨げられていると非難した。

イスラエルのほか、仲介する米国、エジプト、カタールはガザ停戦案についてローマでこのほど協議。ハマスはイスラエルから最新の回答を受け取ったとし、声明で「ネタニヤフ首相は新たな条件や要求を掲げ、合意を回避する戦略に戻った」と非難した。

これに対しネタニヤフ首相は、ガザ地区での停戦と人質解放の合意を妨害しているのはハマスだと反論。イスラエルは当初の提案の原則を堅持しており、いかなる条件も変更していないと述べた。