神戸市議9人、屏東県を訪問 台風3号の被害に心寄せる/台湾

AI要約

神戸市議9人が南部・屏東県を訪問し、台風3号による被害に心を寄せて周春米県長と会談した。

神戸市と屏東県が姉妹都市締結の覚書を交わす提言があり、実質的な交流を期待。

台風3号により屏東県では冠水被害が163カ所、42人のけがが報告され、農産物の被害が全国最大。

神戸市議9人、屏東県を訪問  台風3号の被害に心寄せる/台湾

(屏東中央社)神戸市議9人は27日、南部・屏東県を訪問し、周春米(しゅうしゅんまい)県長と面会した。25日に台湾に上陸した台風3号が同県にもたらした被害に心を寄せ、阪神淡路大震災から神戸市が復興した際の経験を共有した。

同県政府伝播・国際事務処が報道資料で知らせた。議員らは29日に台南市で開かれる、台日の地方議員の交流を目的とした「第10回日台交流サミット」に出席するために訪台した。

訪問団を率いた上畠寛弘市議は、神戸市と屏東県での姉妹都市締結に関する覚書を交わすことを提言。周氏も前向きな姿勢を見せ、双方が将来、観光や農業、教育などさらに多くの分野で実質的な交流ができればと期待を寄せた。

屏東県では台風3号により163カ所で冠水が発生。28日午前までに42人のけがが報告された。また農産物の被害額は全国で最も大きかった。

(黄郁菁/編集:田中宏樹)