ロシア軍、新型の無人機投入か 防空システムの位置特定に活用

AI要約

ロシア軍がウクライナへの長距離攻撃で新型の安価な無人機の投入を始めており、ウクライナは警戒を強めている。

新型無人機は2種類あり、撮影した画像を送信するカメラとSIMカードを搭載したものも含まれる。

これらの無人機は積み荷を持たず、イラン製の攻撃型無人機と似た特徴を持っている。

 【キーウ共同】ロイター通信は26日、ロシア軍がウクライナへの長距離攻撃で新型の安価な無人機の投入を始めていると報じた。ウクライナ国防省情報総局の当局者の話としている。ウクライナは防空システムの位置特定などに活用しているとみて警戒を強めている。

 当局者によると、新型無人機は2種類で、合板などでつくられ、過去2~3週間の攻撃で使用された。うち1種類は撮影した画像をロシアに送信するため、カメラとウクライナのSIMカードを搭載。爆発物は積んでいないが、イラン製の攻撃型無人機「シャヘド」に酷似しているという。