北朝鮮のごみ風船、飛行機の離発着に影響 建物屋上で火災も
AI要約
北朝鮮が過去24時間に500個の風船を韓国側に飛ばし、空港で飛行機の離発着に影響を与えたり、住宅で火災が起きたりした。
飛行機の離着陸が2時間停止された金浦国際空港では、風船による混乱が生じた。京畿道では住宅ビルの屋上で風船が燃え、火災が発生したが消防士らが鎮火に成功した。
韓国には合計480個の風船が落下し、そのほとんどが紙やプラスチックのごみであった。大統領府庁舎周辺にも風船が落下した。
Hyunsu Yim
[ソウル ２５日 ロイター] - 韓国当局は２５日、北朝鮮が過去２４時間にごみをぶら下げた風船を韓国側に約５００個飛ばしたと明らかにした。空港で飛行機の離発着に影響が出たほか、住宅の屋根で火災が発生したという。
韓国空港公社の関係者は、２４日夕方にソウルの金浦国際空港で風船とみられる物体により飛行機の離着陸が２時間停止されたと明らかにした。
ソウル近郊の京畿道では、住宅ビルの屋上で風船が燃え、消防士らが火を消し止めたという。
韓国軍によると、２５日時点で韓国に４８０個の風船が落下した。中身の多くは紙やプラスチックのごみだった。ソウルの大統領府庁舎周辺に落下したものもあったという。
