台風3号 フィリピン北部で道路冠水や土砂災害

AI要約

フィリピン北部で大型台風3号による激しい雨による災害が発生。マニラ首都圏では道路冠水や土砂災害、停電が発生。

政府庁舎や学校は閉鎖され、80便以上の欠航が発生。ショッピングセンターが避難所として開放されている。

洪水被害が多くの地域で発生し、救助隊が活動中。バタンガス州では土砂崩れにより死傷者が出ている。

【AFP=時事】大型の台風3号(アジア名:ケーミー、Gaemi)による非常に激しい雨の影響で、フィリピン北部で災害が発生している。マニラ首都圏で道路冠水が報告された他、近郊都市では土砂災害も起きている。

 政府庁舎や学校は閉鎖され、国内・国際便合わせて80便以上が欠航した。大規模な停電も起きている。

 一部のショッピングセンターは避難所として建物を開放した。

 マニラの災害当局者はAFPに「多くの地域で洪水被害が出ており、救助隊が各所で活動している。非常に多くの人が助けを求めている」と話した。

 気象庁職員によると、マニラでは24時間で200ミリ以上の雨が降った。25日にも悪天候となる見通し。

 警察と災害当局は、首都の南にあるバタンガス(Batangas)州で土砂崩れがあり、妊婦1人と子ども3人が死亡したと明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News