大統領警護隊の長官辞任 トランプ氏暗殺未遂、最大の失敗

AI要約

米メディアによれば、トランプ前大統領の暗殺未遂事件をめぐり、大統領警護隊長官が辞任したと報じられた。

チートル氏は議会公聴会で、事件を防げなかったことを認め、「過去数十年で最も重大な失敗だった」と述べた。

トランプ氏の暗殺未遂事件はペンシルベニア州で発生し、トランプ氏が負傷した。

 【ワシントン共同】米メディアは23日、トランプ前大統領の暗殺未遂事件を巡り、責任を問われていた大統領警護隊(シークレットサービス)のチートル長官が辞任したと報じた。

 チートル氏は22日の議会公聴会で、暗殺未遂事件を防げなかったのは「過去数十年で最も重大な失敗だった」と証言。「警護隊に課された任務は米国の指導者を守ることだ。われわれは失敗した」として全ての責任を負うと述べていた。

 トランプ氏の暗殺未遂事件は13日、東部ペンシルベニア州バトラーでの選挙集会で発生。容疑者は120~150メートル離れた建物の屋根から半自動小銃を撃ち、トランプ氏は右耳を負傷した。