大統領警護隊長官を追及 トランプ氏暗殺未遂で公聴会 米下院委
米下院監視・説明責任委員会がトランプ前大統領を狙った暗殺未遂事件の警備態勢を検証する公聴会を開催。
大統領警護隊の長官は事件を「重大な警備上の失敗」と認め、全責任を負う考えを示す。
共和党側は警備態勢の不備を厳しく追及し、長官の辞任を求める姿勢を見せる。
【ワシントン時事】米下院監視・説明責任委員会は22日、トランプ前米大統領(共和党)を狙った暗殺未遂事件の警備態勢を検証する公聴会を開いた。
大統領警護隊(シークレットサービス)のチートル長官が出席。共和党側は銃撃を許した経緯や原因を厳しく追及した。
チートル氏は公聴会で、事件は「ここ数十年で最も重大な警備上の失敗だ」と強調。警護の不備については「私が全責任を負う」と表明した。共和党側は辞任を求めており、公聴会で警備態勢の不備を問いただした。