イエメン空爆でイスラエル非難 「地域の緊張高める」 イラン

AI要約

イラン外務省報道官は、イエメンのフーシ派支配地域に対するイスラエル軍の空爆を非難し、緊張激化のリスクを指摘。

報道官は、イスラエルのガザでの軍事作戦が地域の緊張を高めている原因と指摘し、シオニスト政権による侵略を批判。

イスラエルのネタニヤフ首相は、空爆対象となった港でフーシ派がイランから武器を受け取っていたと主張。

 【イスタンブール時事】イラン外務省報道官は20日の声明で、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の支配地域に対するイスラエル軍の空爆について、「緊張激化のリスクを高め、地域に戦闘を波及させる」と強く非難した。

 

 報道官は、パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルによる軍事作戦が地域に緊張を招いている原因だと指摘。「シオニスト政権(イスラエル)がパレスチナ、特にガザで侵略をやめない限り、地域に平和は戻らない」と訴えた。

 イスラエルのネタニヤフ首相は、今回の空爆対象となった港でフーシ派がイランから武器を受け取っていたと主張した。