ガザ停戦交渉は前進 「最後10ヤード最も困難」 米国務長官

AI要約

ブリンケン米国務長官がイスラエルとハマスの停戦交渉について前進していることを述べた。

停戦の枠組みに合意しており、最終的な細部の交渉が残されている。

ブリンケン氏は停戦交渉をスポーツのアメリカンフットボールに例え、最後の10ヤードが最も難しいと語った。

 【ワシントン、カイロ時事】ブリンケン米国務長官は19日、西部コロラド州アスペンで開かれた安全保障フォーラムに出席し、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉について、「ゴールに向かって前進している」と述べ、妥結に近づきつつあるとの認識を示した。

 

 ブリンケン氏は、停戦交渉をスポーツのアメリカンフットボールに例え、「われわれは(最後の)10ヤード(約9メートル)の内側にいる」と説明。イスラエルとハマスが停戦の「枠組み」に合意しており、「現下の問題は重要な細部の交渉を終えることだ」と述べた。ただ、「何事もそうだが、最後の10ヤードが最も難しい」とも語った。