中国共産党「新質生産力」の発展「サプライチェーンの強化」に重点 

AI要約

中国共産党は3中総会を通じて長期的な経済政策の方針を示し、中国式現代化を2029年までに推進することを決定した。

中国共産党は新質生産力の強化や最先端技術を活用した人材育成に注力する姿勢を示し、アメリカの対中包囲網に対抗するためサプライチェーンの強化を重要視している。

会見では300の改革案が提示されたが、具体的な内容については明らかにされず、今後の対策が不透明な状況となっている。

中国共産党「新質生産力」の発展「サプライチェーンの強化」に重点 

中国の長期的な経済政策を決める会議が閉幕したことを受け中国共産党は会見を開き、サプライチェーンの強化や技術革新による生産性の向上に取り組む姿勢を強調しました。

中国共産党は今週、長期的な経済政策の方針を決める会議「3中総会」を開き、中国独自の発展モデルである「中国式現代化」を推進するための改革を中国建国80年にあたる2029年までに行うことを決定しました。

これを受けてきょう、中国共産党は会見を開き、▼AIなどの最先端技術を生かして生産力を向上させる「新質生産力」にさらに力を入れることや、▼最先端技術を使いこなす人材育成に力を入れるなどの方針を示しました。

また、半導体などのハイテク分野でアメリカが対中包囲網を強化していることに対抗するため、▼サプライチェーンを強化することも強調しています。

会見では「300の改革案が提示された」と述べ、今後も改革に取り組む姿勢を強調していますが、具体的な改革案についての言及はなく、有効な対策を打てるのかは不透明です。