ベネズエラ野党関係者、当局が拘束 28日の大統領選控え

AI要約

ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏の治安担当責任者が拘束された。

野党連合の候補者エドムンド・ゴンザレス氏がリードしている大統領選前に起きた事件。

マチャド氏は世界に弾圧警告を発信し、アビラ氏の逮捕懸念が米国でも表明されている。

ベネズエラ野党関係者、当局が拘束 28日の大統領選控え

[カラカス 17日 ロイター] - ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏の治安担当責任者が17日に拘束された。同氏の政治活動団体ベンテ・ベネズエラが明らかにした。

7月28日の大統領選を前にした拘束となる。大統領選では野党連合の候補者エドムンド・ゴンザレス氏が3期目を目指す現職のマドゥロ大統領を支持率でリードしている。

野党連合は当初、指導者のマリア・コリナ・マチャド氏を統一候補としていたが、裁判所が出馬を禁止したことから、元外交官のエドムンド・ゴンザレス氏を新たな候補に擁立した。

ベンテ・ベネズエラは、当局がマチャド氏の治安責任者ミルシアデス・アビラ氏を連行したと述べた。

マチャド氏は「マドゥロ大統領が選挙活動に携わる人々や国内のあらゆる場所で我々を支援する人々に対する弾圧をエスカレートさせていることについて世界に警告している」とXに投稿した。

米国務省報道官はアビラ氏の逮捕を懸念していると述べた。