米NY州で嵐、82歳の男性死亡 知事が非常事態を宣言

AI要約

米国ニューヨーク州での嵐により、82歳の男性が死亡し、被害が拡大している状況が報告されている。

モホーク・バレー地域では竜巻が発生し、建物や飛行機に大きな被害をもたらしている。

停電や家屋の被害が依然として続いており、ホークル知事は州全体に非常事態を宣言した。

米NY州で嵐、82歳の男性死亡 知事が非常事態を宣言

Liya Cui

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)州中部が16日に嵐に見舞われ、カナストタ村で自身のクラシックカーを見に外に出た82歳の男性1人が死亡した。同州のホークル知事は17日、被害状況を調査し、州全体に非常事態を宣言した。

最も被害の大きかった地域の一つはモホーク・バレー。同知事によると、確認された竜巻はローム市を通過し、ビル4棟を破壊したほか、建物22棟に大きな損傷を与えた。嵐は非常に強力で、グリフィス空軍基地にある重量8万3000キロのB52爆撃機をプラットフォームから転落させるなどしたという。

知事は「上空から見たときの衝撃は想像を絶する。一面の木々がまるでつまようじのように倒れ、家々の屋根がなくなっている」と語った。

オナイダ郡などでは依然として停電している世帯もある。