レニー・クラヴィッツが語る衝撃の「ポロリ」事件─「いまも下着はつけない主義なんだ」

AI要約

レニー・クラヴィッツが60歳でなおセクシーな肉体美を保つ秘訣や新譜『ブルー・エレクトリック・ライト』について語る。

クラヴィッツの多才さや成功について触れ、彼の最新作について紹介。

アルバムに収録された曲やミュージックビデオについての具体的な情報も含まれる。

レニー・クラヴィッツが語る衝撃の「ポロリ」事件─「いまも下着はつけない主義なんだ」

2024年5月に新譜をリリースしたレニー・クラヴィッツに英紙がインタビュー。60歳になってもセクシーな肉体美を誇る秘訣から、9年前のステージ上での衝撃の「ポロリ」事件まで語り尽くした。

レニー・クラヴィッツのようなロックスターはほかにいない。

レコーディングスタジオには、鎮静剤を打たれたトラのような足取りで入る。薄暗いスタジオの中でもサングラスは外さない。レザージャケットにスキニージーンズという出で立ちで、長いドレッドロックスも無精ひげも黒々している。

クラヴィッツは成人してからほとんどの時間をトップレスで過ごしてきた。引き締まった71センチのウエストの上には、8つに割れた腹筋が鎮座している。

この5月に60歳になったばかりの彼は相変わらずセクシーで、ロックスターとして脚光を浴びた1980年代後半とちっとも変わっていない。いや、いまの彼のほうがもっと魅力的かもしれない。誰に聞いても、クラヴィッツは「地球上で最もセクシーな60歳だ」と答えるのではないか。

「あなたが60だなんて信じられませんよ」と私が言うと、「俺だって信じられない。でも素晴らしいことだ」とクラヴィッツは返してきた。

遺伝子のおかげなのか?

「遺伝子だけじゃない。セルフケア、筋トレ、自己管理のセットだね」

クラヴィッツのことは誰もが知るところではあるが、彼の楽曲は必ずしもそうではない。数少ない大ヒット曲(「アメリカン・ウーマン)」「イット・エイント・オーヴァー・ティル・イッツ・オーヴァー)」「自由への疾走)」「フライ・アウェイ」)以外の曲を挙げよと言われても、すらすら言える人のほうが少ないだろう。

そのうえ多作のミュージシャンでもない。5月にリリースした新譜『ブルー・エレクトリック・ライト』は、デビュー35年にしてまだ12枚目にすぎない。

それでもクラヴィッツは推定9000万ドルを稼ぐロック界の巨星だ。他のミュージシャンのために作曲やプロデュースも手がけ(有名なのはマドンナの「ジャスティファイ・マイ・ラヴ」)、俳優としても活動し(『ハンガー・ゲーム』『プレシャス』『大統領の執事の涙』)、インテリアデザイナーとしても成功している。

『ブルー・エレクトリック・ライト』は、ファンク、ソウル、ポップ、ハードロックがミックスされた典型的なクラヴィッツのアルバムに仕上がっている。それは明るくセクシーで、ジミ・ヘンドリックス、ピンク・フロイド、プリンス、エルビス・コステロ、ミゲルを彷彿とさせるサウンドもところどころで響く。

そしてなんといっても、「TK421」というスゴい曲が収録されている。曲名は映画『スター・ウォーズ』に登場するストームトルーパーの識別番号からとったものだが、それはクラヴィッツの“あれ”を指した婉曲表現でもあるようだ。

「おいでベイビー、ここに乗るんだ/感じるかい、ああ、俺のTK421を!」と繰り返される歌詞。ミュージックビデオも歌詞と同じくらいみだらだ。クラヴィッツ初のヌードシーンもあり、自信に満ちた脱ぎっぷりだ。