中国、ＮＡＴＯ声明に反発 「好戦的なレトリックに満ちている」
AI要約
中国代表部は、NATOの声明案に対し、好戦的なレトリックや挑発が含まれるとして反発した。
NATOは、中国をウクライナでのロシア支援者と位置付け、欧州の安全保障への脅威と指摘した。
中国代表部は、ウクライナ問題における中国の立場を和平と政治解決を支持するものとして主張し、国際社会の理解と支持を訴えている。
[北京 １１日 ロイター] - 駐欧州連合（ＥＵ）中国代表部は１１日、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）首脳会議で予定されている声明について、「好戦的なレトリックに満ちている」ほか、中国関連の内容には挑発やうそが含まれているとして反発した。
ＮＡＴＯ声明案は中国について、ウクライナでのロシアによる戦争の「決定的な支援者」だとし、欧州と安全保障にシステミックな課題をもたらし続けていると指摘した。
駐ＥＵ中国代表部の発表文によると、報道官は「周知のように、中国はウクライナ危機を引き起こした張本人ではない」と指摘。「ウクライナ問題における中国の核心的立場は和平交渉と政治解決を促進することであり、これは国際社会から広く認められ、評価されている」と述べた。
