米『ヒートドーム現象』で人口の半数に熱中症警報 カリフォルニア州では山火事拡大
アメリカ西部ではヒートドーム現象による猛暑が続き、1億6千万人に熱中症警報が出されている。
カリフォルニア州では高温と乾燥により山火事が多発し、延焼面積が増加している。
デスバレーでは最高気温が50℃超に達し、観光客や住民が猛暑の影響を受けている。
アメリカでは西部を中心にヒートドーム現象による猛暑が止まらず、1億6千万人に熱中症警報が出されています。カリフォルニア州では高温による乾燥で山火事が多発しています。
力石記者
「デスバレーのビジターセンターです。まもなく午後3時なんですが、観光客が集まっています。温度計では54℃と示されています。靴底から暑さが伝わってくる感じです」
地球で最も暑いとされるデスバレーでは、連日、過去最高気温に近い50℃超を観測しています。
大気中の熱を閉じ込める「ヒートドーム現象」の影響は、アメリカの広範囲に広がっており、9日までに人口の半数近く、1億6千万人に対し熱中症警報が出されています。
カリフォルニア州では20以上の山火事が発生し、延焼面積が拡大しています。