ユナイテッド機からまた車輪落下、離陸時に-3月の事故と類似点

AI要約

米ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、離陸中のボーイング機から降着装置の車輪が落下したことを明らかにした。

同社にとって2度目の車輪落下事故で、今回の事故では負傷者は出ていない。

FAAが事故調査を行っており、詳細は明らかにされていない。

(ブルームバーグ): 米ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、8日に離陸中のボーイング機から降着装置の車輪一つが落下したと明らかにした。3月にも似たような事故があり、同社に対する米連邦航空局(FAA)の安全性調査につながった経緯がある。

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ユナイテッド航空1001便に負傷者はいなかったと、ユナイテッドの広報担当者が電子メールで明らかにした。このボーイング757-200型機は現地時間午前7時16分(日本時間午後11時16分)ごろにロサンゼルスを離陸し、午前10時10分にデンバー国際空港に着陸した。

FAAはこの事故について調査中だと表明した。

ユナイテッドによると、落下した車輪はロサンゼルスで発見された。詳細は明らかにされていない。地上や乗客174人乗員7人に負傷者は出ていないという。同機には2つの主要降着装置にそれぞれ4つの車輪がある。

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原題:United Airlines Jet Loses Wheel in Repeat of March Incident (2)(抜粋)

--取材協力:Allyson Versprille.

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