無人島に一人で歩いて渡った男子中学生救助 満潮で孤立 /仁川

AI要約

仁川沖の無人島で孤立した10代の中学生が海洋警察に救助された。

男子中学生は家族と一緒に遊びに来ていて、干潮のときに砂の道を通って一人で無人島に渡った。

海洋警察は40分程度で男子中学生を救助し、関係者は今後の注意を呼びかけている。

無人島に一人で歩いて渡った男子中学生救助 満潮で孤立 /仁川

 仁川沖の仙才島に近い無人島で、満潮で孤立した10代の中学生が海洋警察に救助された。仁川海洋警察が8日、明らかにした。

 海洋警察によると、6日午後3時26分ごろ、仁川沖の無人島「モク島」で10代の男子中学生が孤立していると海洋警察に通報があった。

 海洋警察は、急きょ近くの霊興派出所から警察官らを派遣し、エンジン付きの救命ボートなどを使って通報から40分程度で男子中学生を救助し、家族に無事に引き渡した。

 男子中学生は家族と一緒に仙才島に遊びに来ていて、干潮のときに出現する砂の道を通って一人でモク島に渡ったことが分かった。モク島は干潮になると「トンボロ現象」が起きて、仙才島からモク島まで500メートルほどの砂の道が出現する。しかし満潮になると道がなくなるため、男子中学生は潮が満ちてくることに気づかずにモク島で孤立してしまったことが分かった。当時の波の高さは1.5-2メートルで比較的高かった。

 海洋警察の関係者は「モク島に行くときは必ず満潮の時刻を確認してほしい」と話した。

仁川=イ・ヒョンジュン記者