中国主席、タジク訪問 ロシア勢力圏取り込み図る

AI要約

中国の習近平国家主席がタジキスタンを訪れ、ラフモン大統領と会談し、両国の関係強化や経済協力について話し合う。

習氏はSCO首脳会議に合わせてカザフスタンも訪問し、中央アジア諸国を取り込みを図る中で行動している。

ドゥシャンベの空港でラフモン氏に歓迎され、歓迎式典が開かれた際に、習氏と共にレッドカーペットを歩いた。

 【北京時事】中国の習近平国家主席は4日、タジキスタンの首都ドゥシャンベを訪れた。

 ラフモン大統領と会談し、両国の関係強化や経済協力について話し合う。習氏はこれに先立ち、上海協力機構(SCO)首脳会議に合わせてカザフスタンを訪問。ロシアの伝統的勢力圏である中央アジアの国々の取り込みを図っている。

 4日夜、ドゥシャンベの空港ではラフモン氏が自ら出迎え、盛大な歓迎式典を開催。習氏の手を取り、共にレッドカーペットを歩いた。