「生まれて初めて見る」…路上を走行中の「ガムテーム補修バックライト」車両=韓国

AI要約

謎の車両がバックライトをガムテープで隠して走行中

車両の安全基準違反による不法自動車摘発件数が急増中

国土交通部による取り締まりで多くの不法自動車が処分された

「生まれて初めて見る」…路上を走行中の「ガムテーム補修バックライト」車両=韓国

車両のバックライトをガムテープで隠したまま路上を走行中の車が確認された。

先月29日、あるオンラインコミュニティには「これまで生きてきてこのような車は初めて見る」というコメントとあわせて問題の車両写真が投稿された。写真には後面と側面がかなり凸凹したザ・ニュー・コランドスポーツ車両が路上を走行している様子が写っている。右側のドアは浮きあがっているように見え、両再度のバックライトは緑色のガムテープで塞がれた状態だった。

投稿者は「本当に不思議な車」とし「これで走行が可能か。見れば見るほど謎」とした。

ただし、該当車両のバックライトなどが安全基準を満たしておらず不法自動車に属するという指摘が出ている。現行法によると、自動車は大統領令に定める構造および装置が安全運行に必要な性能と基準(以下、自動車安全基準)に適していなければ走行できない。ナンバープレート未付着、不法改造、その他安全基準違反などが該当する。自動車管理法施行令によると、ナンバー灯やバックライト、車体および車台などが安全基準に適合していなければ走行できない。これに違反する場合、1年以下の懲役または1000万ウォン(約116万円)以下の罰金刑に処される。

国土交通部によると、過去1年間に不法自動車合計約33万7000台が摘発された。前年比摘発件数が急増した違反事項は安全基準違反(30.45%)、不法二輪車(28.06%)、不法チューニング(20.14%)の順だった。

国土交通部は5月20日から6月21日までの1カ月間、行政安全部・警察庁・地方自治体合同で不法自動車を集中的に取り締まった。今回の取り締まりの結果により、領置(11万9369件)、過怠金賦課(2万4974件)、告発措置(5010件)等の処分を完了した。