バイデン・トランプ両氏が経済で応酬、米大統領選へ初のTV討論

AI要約

米大統領選に向け、バイデン現大統領とトランプ前大統領が初のテレビ討論会で経済を巡って応酬。

バイデン氏は物価上昇を認めつつ、コロナ流行を受けて事態を立て直した実績を強調。

トランプ氏は自身の政権下での経済を賞賛し、コロナ禍への対応を弁明。

バイデン・トランプ両氏が経済で応酬、米大統領選へ初のTV討論

Helen Coster Joseph Ax

[アトランタ 27日 ロイター] - 11月の米大統領選に向け、民主党のバイデン現大統領(81)と共和党のトランプ前大統領(78)が27日夜、初のテレビ討論会に臨んだ。冒頭の数分間は経済を巡って応酬した。

バイデン氏は就任当初より物価が大幅に上昇したことを認める一方、コロナ流行を経て「事態を立て直した」と実績を強調した。

トランプ氏はコロナ禍前は自身の政権で「わが国史上最高(greatest)の経済」を謳歌していたと主張。コロナに伴う経済の急速な落ち込みがさらに悪化するのを防ぐために行動を起こしたと述べた。

討論会は無観客でCNNが放送している。発言時以外はマイクの音声を消す措置が取られている。

両氏は討論開始時に握手をしなかった。