ヒズボラの攻撃「非常に懸念」 米・オースティン国防長官 イスラエル・ガラント国防相に本格的戦闘避けるよう求める

AI要約

アメリカのオースティン国防長官は、イスラエルのガラント国防相との会談で、レバノンを拠点とするヒズボラとの戦闘を避け外交的解決を求めた。

オースティン国防長官は、ヒズボラによるイスラエルへのロケット弾攻撃の増加に懸念を示し、中東地域の戦争の危険性を指摘した。

アメリカはイスラエルとヒズボラの戦闘拡大を回避し、外交的解決を図る重要性を強調している。

アメリカのオースティン国防長官はイスラエルのガラント国防相と会談し、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との本格的な戦闘を避け、外交的解決を図るよう求めました。

アメリカ オースティン国防長官

「レバノンの『ヒズボラ』からイスラエル北部へのロケット弾攻撃が増えていて、非常に懸念している」

アメリカのオースティン国防長官は25日、イスラエルのガラント国防相との会談で、ヒズボラによるイスラエルへの攻撃が激しくなっていることに懸念を示しました。

そのうえで、イスラエルとヒズボラが本格的な戦闘を始めれば「恐ろしい結果をもたらす中東地域の戦争になりかねない」と述べ、外交的解決を図る重要性を強調しました。

アメリカは、イスラエルとヒズボラが本格的な戦闘に入れば、イランを巻き込むなどして中東全体に紛争が拡大するおそれがあると懸念していて、24日にガラント国防相と会談したブリンケン国務長官も外交的解決を図るよう伝えていました。