EU主要ポスト人事案、主要3会派が合意 フォンデアライエン氏続投へ

AI要約

欧州議会の中道派3政治会派が次期欧州委員長や主要ポストの人事案で合意に達した。

主要ポストにはフォンデアライエン氏、コスタ氏、カラス首相が指名される見通し。

各国首脳は会議で人事案を承認し、フォンデアライエン氏の続投には欧州議会の支持も必要となる。

EU主要ポスト人事案、主要3会派が合意 フォンデアライエン氏続投へ

[フランクフルト 25日 ロイター] - 欧州議会の中道派の主要3政治会派が25日、次期欧州委員長など主要ポストの人事案で合意に達した。関係者がロイターに述べた。

執行機関である欧州委員会のトップはドイツのフォンデアライエン氏が続投するほか、欧州理事会議長(EU大統領)にはポルトガル元首相のアントニオ・コスタ氏、EUの外相に当たる外交安全保障上級代表にはエストニアのカヤ・カラス首相が指名される見通し。

EU首脳は先週17日、主要ポストの人事案を協議したが、合意に至らず会議を終了していた。

今回、3会派で合意に至ったことにより、各国首脳は27─28日に再びブリュッセルで会議を開き、人事案は速やかに承認される見込み。

ただ、フォンデアライエン氏の続投には欧州議会の支持も必要となる。外交筋によると、3会派以外の議員の支持も必要になる可能性が高いという。