ドリンクを投げつけられた店員、客に反撃。防犯カメラの映像が拡散

AI要約

シアトルのコーヒースタンドで客が店員に飲み物を投げつける騒動が発生。

店員はハンマーで客の車のフロントグラスを割り、反撃。

店員を擁護する声もあれば、ハンマーの使用に疑問を持つ声も上がっている。

ドリンクを投げつけられた店員、客に反撃。防犯カメラの映像が拡散

米シアトルのコーヒースタンドで、客が店員にドリンクを投げつける騒動があった。防犯カメラの映像が、SNSで拡散されている。【Matt Stopera/BuzzFeed Staff】

トラブルが起きたのは、シアトルにあるコーヒースタンド「Taste of Heaven Espresso」。 客はドライブスルーを利用していた。店員によると、常連客の男性がドリンクの値段に「いちゃもんをつけてきた」のが、トラブルのきっかけだったという。

防犯カメラの映像には、男性客が車から降り、店員に向かって2つのドリンクを投げつける姿が映っている。「身の危険を感じた」店員は、ハンマーで客の車のフロントグラスを割り、反撃した。

Fox13 シアトルの取材に対し、店員は当時の状況をこう振り返った。

「(客が)叫び始め、唾を吐き、店の窓をこじ開けようとしてきた。脅されていると感じました。女性が身の危険を感じたとき、泣く以外の方法で反撃してもいいはずです」

「(店員を)脅したり言い争ったりするために、車から降りるのは不適切な行為だと思います。映像を観た人は、『あの店員は何をしたんだ?』ではなく『そもそもなぜ(客は)人にコーヒーを投げてもいいと思ったのか?』という点に疑問を持つべき」

「警察官が来るまで、客はその場から離れようとしなかった。これまで3、4人の警察官と話しましたが、私がやったことについて疑問を持つ人はいませんでした。それよりも、どうすればあの客の再来店を防げるか、対策を考えてくれています」

SNSには、「正当防衛だ」「うまく対処したと思う」といった店員を擁護する意見が多く寄せられた。その一方で、「ハンマーはやりすぎでないか」という声も上がっている。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:久保舞菜美