香港に「しゃぶしゃぶ れたす」上陸 香港野菜も選択肢に

AI要約

LE-TA-SU(しゃぶしゃぶれたす)が香港に新規出店

日本の店と同様の内装で、緑の壁や地元野菜を活用

肉や海鮮のセット、青森リンゴを使用したドリンクも提供

香港に「しゃぶしゃぶ れたす」上陸 香港野菜も選択肢に

 東京・中目黒に本店がある「LE-TA-SU(しゃぶしゃぶれたす)」が6月18日、沙田のニュータウンプラザ(hop 105, Level 1, New Town Plaza I, Shatin, Hong Kong)にオープンした。(香港経済新聞)

 東京と札幌で計4店舗を展開する同店は、好みの鍋を提供するスタイルが特徴。香港では「美心集團」がフランチャイジーとして経営する。

 日本の店と同じイメージの内装で、木材をふんだんに使った店内には68席を用意。「日本らしさを追求する」のと同時に、香港地元企業「Plant Plant」と共同で作った「緑の壁」で「ナチュラルなイメージ」を再現した。

 カツオを使った「極(きわみ)かつおだし」、「昆布だし」、紅ナツメ、ユリのドライフラワー、パプリカ、八角などの薬膳食材を使う「薬膳麻辣(マーラー)スープ」、「特製すき焼きスープ」、「ごま担々スープ」から選び、これに日本産やオーストラリア産和牛、魚介類などをセットにしたメニューを用意する。

 「本地野菜」と呼ぶ香港で栽培された野菜も使う。同店は日本でも地元農家から旬の野菜を調達してきたことから、元朗の米埔新村振生園や西北逢吉郷28號農場などを含む香港の農場から仕入れた心内美蘿蔔、紅平●、薯仔苗などの野菜を提供する。野菜は一般的なメニューである「LETASU野菜盛合」「本地農場野菜盛合」のいずれかを選べる。

 各セットには、前菜、野菜の盛り合わせ、ご飯か稲庭うどんが付き、八穀米とマロニーは6香港ドル追加で変更できる。「鍋とも」と呼ぶサイドメニューには、チーズ入りちくわ「芝士竹輪巻」(28香港ドル)やチーズ鶏肉だんご「明太子芝士鶏肉丸子」(20香港ドル)、「焼豆腐」(8香港ドル)などを用意した。

 肉類は、日本、アメリカ、オーストラリアから輸入した牛肉を薄切りにし、カルビ、牛タン、肩ロース、ミスジを提供するほか、北海道帯広産の豚バラ肉や米国産豚ロース肉なども盛り合わせる。自家製の生搾りユズ酢、特製ゴマダレ、蜂蜜しょうゆ、中華風ピリ辛ダレなども用意する。

 「れたすセット」(200グラム=105香港ドル、300グラム=135香港ドル)は、鍋1つと野菜の盛り合わせ、肉の盛り合わせをセットにしたもので、肉と海鮮を組み合わせた「海鮮盛り&牛/豚セット」(158香港ドル)は100グラムの肉に、広島産カキ2個、ホタテ1個、ブラックタイガー2本などをセットにする。最安値の「牛バラカルビセット」(68香港ドル)は150グラムの牛バラカルビの盛り合わせを組み合わせた。

 ドリンク類には通常のソフトドリンクのほか、青森のリンゴを使うメニューを多くそろえ、青森リンゴウーロン茶、緑茶(以上20香港ドル)、フジ、王林、つがるを使ったリンゴジュース(各25香港ドル)を用意する。

 営業時間は11時30分~22時30分。(7月12日まではソフトオープンとして15時~17時は一時閉店)

 ●=草かんむりに姑