ヘルソン州砲撃、1人死亡 東部でも女児ら6人負傷

AI要約

ウクライナ南部ヘルソン州でロシアによる砲撃があり、1人が死亡。また、ドニエプロペトロフスク州でも攻撃があり、6人が負傷。労働人口が40%減少したとの報告もある。

南部や東部からの人口流出、定年退職者の増加が労働人口の減少に影響。

ウクライナでは侵攻前と比較して人口の流出や減少が懸念される状況が続いている。

 【キーウ共同】ウクライナ南部ヘルソン州の検察当局は13日、ロシアによる同州西部への砲撃で男性1人が死亡したと発表した。東部ドニエプロペトロフスク州の知事は、州都ドニプロ近郊に攻撃があり、3歳の女児ら子ども2人を含む6人が負傷したと明らかにした。

 国営通信社ウクルインフォルムによると、シンクタンク「ラズムコフ・センター」の専門家は13日、ウクライナの今年の労働人口が侵攻前の2021年と比較して40%減少したと分析した。東部や南部から人口が流出したほか、定年退職者の増加が影響した。