ロシア軍による電力施設への攻撃でウクライナ全土で計画停電

AI要約

ウクライナ全土で深刻な電力不足が起こり、計画停電が行われている。

ロシア軍による攻撃が原因でウクライナの電力施設が破壊され、発電能力の半分が失われた状況。

ウクライナはEUから電力を購入しているが不十分で、ゼレンスキー大統領は支援を呼びかけている。また、大統領の出身地であるリフでロシア軍の攻撃があり、犠牲者が出ている。

ロシア軍による電力施設への攻撃でウクライナ全土で計画停電

 ロシア軍によるインフラ施設や住宅への激しい攻撃で、ウクライナでは全土で深刻な電力不足に陥っています。

 ウクライナでは、先週から全国規模の計画停電が行われています。これは、ロシア軍がここ数週間にわたりウクライナの電力施設への攻撃を続けているのが原因で、当局によりますと、すでに発電能力の半分が失われたという事です。

 ウクライナは電力不足を補うため、EU(=ヨーロッパ連合)から電力を購入していますが、十分ではなく今後も計画停電は続く見込みです。

 ゼレンスキー大統領は11日、ドイツで行われたウクライナの復興を支援する会議で、国際社会に電力施設の修復とエネルギー供給の支援を訴えています。

 一方、ゼレンスキー大統領の出身地である中部クリビー・リフの住宅に、12日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも9人が死亡、29人が負傷しました。(ANNニュース)