米、ロシア艦隊の動向注視 キューバ寄港で

AI要約

サリバン米大統領補佐官はロシア海軍のキューバ訪問に注視する姿勢を示す。

米ロの対立が激化する中、米国は近海でのロシア軍の動きに神経をとがらせている。

キューバは過去に米ソの核戦争リスクが高まった舞台となったが、ミサイル配備は行われていないと強調。

 【ワシントン時事】サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は12日の記者会見で、ロシア海軍の艦隊が同日キューバに寄港したことを注視する姿勢を示した。

 ロシアのウクライナ侵攻を巡って米ロの対立が激化する中、米国は近海でのロシア軍の動きに神経をとがらせている。

 キューバは1962年、旧ソ連の核ミサイル配備を巡って米ソの核戦争のリスクが高まったキューバ危機の舞台となった。サリバン氏は「注視している」と語った上で、「ロシア軍によるミサイル配備は行われておらず、行われるとも思っていない」と強調した。