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ベトナム主席、中国に領海紛争処理の重要性訴え 大使と面会
ベトナムのラム国家主席は中国の駐ベトナム大使と会い、海洋紛争について重要な見解を伝えた。
両国は南シナ海で領有権を争いつつ、国際法に基づく解決策の模索を必要としている。
ベトナムは中国との友好関係を重視し、排他的経済水域への中国の侵入に深い懸念を示していた。
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[ハノイ 11日 ロイター] - ベトナムのラム国家主席は11日、ハノイで中国の駐ベトナム大使と会い、海洋紛争が適切に処理され、各国の国益が尊重されることが重要だという見解を伝えた。国家主席事務所が明らかにした。
中国はベトナムの最大の貿易相手国だが、両国は南シナ海で領有権を長年争っている。
ラム氏は、両国は双方の正当な利益を尊重しつつ、「国際法に従って満足できる解決策を積極的に模索する」必要があると述べた。また、中国との友好関係を築き協力していくことはベトナムの戦略的選択で、外交政策の優先事項と伝えた。
ベトナム外務省は6日、同国の排他的経済水域(EEZ)に中国の調査船が侵入したことに深い懸念を表明していた。