米、プーチン氏の訪朝「注視」 軍事協力強化を警戒

AI要約

米国務省当局者は、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮訪問可能性について懸念を表明。

北朝鮮との武器取引禁止の国連安保理決議が効力を持っており、ロシアに順守を求める。

国際的な義務と約束を果たすよう、北朝鮮に圧力をかけ続ける意向。

 【ワシントン時事】米国務省当局者は10日、記者団に対し、ロシアのプーチン大統領が今月中にも北朝鮮を訪問する可能性があるとの報道について「実際に訪れた場合、何が起きるのか注視する必要がある」と述べ、ロ朝間の軍事協力強化に警戒感を示した。

 

 米当局者は、北朝鮮との武器取引を禁止する国連安保理決議が「依然として効力を有している」と指摘。「北朝鮮による違法な大量破壊兵器と弾道ミサイルの開発に関し、国際的な義務と約束を果たすよう求めていく」と強調し、ロシアに決議順守を呼び掛けた。