ハマス、安保理の停戦決議を歓迎 交渉の「用意ある」

AI要約

ハマスは国連安保理の決議を歓迎し、ガザ地区の停戦に合意する用意があると表明。

米国提出の安保理決議案は圧倒的多数で可決され、細部にはイスラエルとハマスの合意が必要。

ガザ地区の人道支援や避難民の問題も含めた具体的な計画は未定。

ハマス、安保理の停戦決議を歓迎 交渉の「用意ある」

(CNN) イスラム組織ハマスは10日、パレスチナ自治区ガザ地区での恒久的停戦を求める国連安全保障理事会の決議を歓迎すると述べた。

ハマスは決議の採択直後に声明を発表。国連安保理が可決した「ガザ地区からの(イスラエル軍の)完全撤退、捕虜の交換、再建、避難民の居住地域への帰還、ガザ地区の人口構成の変更や面積の縮小の拒否、ガザ地区住民への必要な援助の導入」などの措置を履行するために、仲介者と間接的に交渉する用意があると述べた。

米国が提出した安保理決議案は、賛成14票、反対0票で可決された。

決議の条項を履行するための詳細はイスラエルとハマス双方の合意に至っていない。