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米政権、ウクライナ・アゾフ旅団の米国製武器使用解禁へ=WP
バイデン政権がアゾフ旅団に対する米国製武器の使用を解禁
国務省がアゾフ旅団による人権侵害の証拠が見つからなかったため方針転換
アゾフ連隊は親ロシア派武装勢力との戦いで注目を集めている
![米政権、ウクライナ・アゾフ旅団の米国製武器使用解禁へ=WP](/img/article/20240611/6667da575d938.jpg)
[10日 ロイター] - 米国のバイデン政権は、ウクライナ内務省傘下の部隊「アゾフ旅団」に対する米国製武器の使用を解禁する。米紙ワシントン・ポストが10日、複数の米国務省当局者の話として報じた。
国務省は10年前からアゾフ旅団が米国の訓練を受けたり、米国の武器を使用することを禁じていたが、新たな分析の結果、アゾフ旅団による人権侵害の証拠が見つからなかったため、方針を転換したという。
極右思想や超国家主義をルーツに持つ「アゾフ連隊」は、親ロシア派武装勢力と対抗する組織として2014年に結成された「アゾフ大隊」が元になっている。現在は内務省傘下の部隊で、特に南部マリウポリでロシア軍と戦い、注目を集めている。