イラン大統領選、最終候補者6人決まる 大半が強硬派

AI要約

イランの大統領選に出馬を認められた候補者6人が発表された。

強硬派と改革派の候補者が混じり合う中、ガリバフ氏とジャリリ氏の争いが注目されている。

ペゼシュキアン氏も改革派として最終候補者に選ばれ、チャンスがあるかもしれない。

イラン大統領選、最終候補者6人決まる 大半が強硬派

(CNN) 中東イランで今月28日に行われる大統領選に出馬を認められた候補者6人が発表された。今回の大統領選はライシ大統領が先月、ヘリコプターの墜落によって死亡したことに伴うもの。

選挙などを監督する「護憲評議会」が立候補を届け出た80人の中から6人だけを承認した。女性4人も届け出たが認められなかった。

最終候補者の中には、強硬派で革命防衛隊出身のガリバフ国会議長や、ジャリリ元最高安全保障委員会事務局長が含まれる。

今回の大統領選は、ガリバフ氏とジャリリ氏の争いになると見られている。両氏はいずれも2021年の大統領選ではライシ師を支持していた。

ガジザデハシェミ氏やザカニ・テヘラン市長、プルモハンマディ元司法相も出馬が認められたが、いずれも強硬派。

改革派議員のペゼシュキアン元保健相も最終候補者に選ばれた。

ペゼシュキアン氏にはわずかながらチャンスがあるかもしれない。改革派のメディアはSNSに、「1対5」という絵解きを添えて6人の候補者の写真を投稿した。