北朝鮮の「汚物風船」 大統領執務室付近でも確認=韓国

AI要約

北朝鮮がソウルに向けて放った汚物風船が複数見つかり、警察庁によると計89個の風船が確認された。

大統領執務室付近や竜山地域で落下した風船にはごみや異物が含まれていたという。

風船の投下場所や内容物について深刻な懸念が広がっている。

北朝鮮の「汚物風船」 大統領執務室付近でも確認=韓国

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国に向け飛ばしたごみなどをぶら下げた「汚物風船」がソウル・竜山の大統領執務室付近でも3個見つかったことが10日、分かった。

 警察や消防当局などによると、9日午前に大統領執務室から約800メートル離れた国立中央博物館で北朝鮮が散布したとみられる風船を見つけたとの通報があった。風船にくくり付けられていたとみられる黒い袋の中にはごみや異物が入っていた。

 10日午前には竜山の梨泰院駅付近と竜山区庁舎の屋上に風船が落ちているとの通報があった。袋の中にはふんや紙、ごみなどが入っていたという。

 ソウル警察庁によると、9~10日にソウル市内で計89個の風船が確認された。