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インド中銀、予想通り金利据え置き インフレの持続的低下を重視
インド準備銀行は、主要政策金利を6.50%に据え置いた。インフレ率の低下を待ち、金融政策スタンスを維持する方針。
金利決定について、委員会内での意見の対立が見られた。インフレ率の目標達成を確実にするための慎重な判断。
成長率が堅調に推移する一方、インフレ率が目標を上回っており、景気と物価のバランスが重要視されている。
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[ムンバイ 7日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は7日、主要政策金利のレポレートを6.50%に据え置いた。据え置きは予想通りで8会合連続。
経済成長が堅調を維持する中、インフレ率が目標の4%に向けて持続的に低下するのを待つのが適切と判断した。
6人の金融政策委員会メンバーのうち4人が金利決定と「緩和の解除」という金融政策スタンスを支持した。
ダス総裁は、インフレ率が目標に沿って推移することを確実にしたいと述べた。
ロイターがエコノミスト72人を対象に行った調査では、1人を除き全員が据え置きを予想していた。エコノミストの多くは6.50%が現行サイクルの上限とみている。
金利が6.50%に引き上げられたのは2023年2月。今年4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は4.83%で3月の4.85%から鈍化したものの、依然中銀目標を上回っている。
先週発表された1─3月の成長率は7.8%で予想を上回った。3月末までの年間成長率は8.2%だった。