韓国南東沖の石油・ガス開発 米企業代表「有望性高い」

AI要約

米企業Act-Geoが韓国南東沖の深海にある石油・天然ガスの分析を担当し、有望性を高く評価していることが明らかになった。

開発の成功率が20%であり、石油関連企業も関心を示している。

一方、信頼性や専門性に疑念が呈され、共同探査事業に関連する諸問題も浮上している。

韓国南東沖の石油・ガス開発 米企業代表「有望性高い」

【ソウル聯合ニュース】韓国南東沖の深海にあるとされる石油・天然ガスの分析を担当した米企業「Act―Geo(アクトジオ)」のビトール・アブレウ代表が7日、政府世宗庁舎で記者会見を開き、「われわれが分析した全ての油井が石油とガスの存在を暗示する諸般の要素を備えている」として「このプロジェクトの有望性は相当高い」と述べた。

 アブレウ氏は、油井に石油や天然ガスの主成分である炭化水素が堆積している潜在力があるとして、世界的な石油関連企業も大きく注目していると説明した。

 また、石油が実際に埋蔵されていると立証する方法はボーリング調査しかないとし、調査を行わなければリスクをなくすことは不可能だと強調した。  

 開発の成功率として20%という数字が提示されたことについては「非常に良好で、高い水準の可能性を意味する」と述べた。

 慶尚北道浦項市の迎日湾沖に埋蔵されているとされる石油・ガスの開発を巡っては、オーストラリアの資源大手ウッドサイド・エナジーが「将来性がない」として共同探査事業から撤退していたことが判明。Act―Geoについても同社の公式ホームページに接続できず、本社の住所が米テキサス州の住宅になっているなど、信頼性や専門性が疑われるとの声が出ている。