麻薬探知犬から救助犬に“転職”して大活躍⁉ 台湾の大地震でヒーローになった人懐っこすぎるラブラドール犬

AI要約

台湾で活躍する地震の救助犬、ラブラドール犬のロジャーについて報じられている。

ロジャーは麻薬探知犬としての訓練を受けるも、人懐っこい性格から解雇され、地震救助犬としての仕事を始めた。

台湾の最大規模地震で活躍し、市長からもらったおもちゃをすぐに壊すなど、人懐っこい性格が評価された。

台湾で地震の救助犬として活躍しているラブラドール犬について、インド紙「ヒンドゥスタン・タイムズ」が報じている。

彼はロジャーという名前で、もともとは子犬のころから麻薬探知犬としての訓練を受けていた。だが、彼は人懐っこすぎるという性格から、麻薬探知犬には向いていないと判断され、解雇されていた。その後、転職先として選ばれたのが地震による捜索救助の仕事だった。

台湾は4月上旬、過去25年間で最大規模となる地震に見舞われた。震源地周辺の危険な地域では、ロジャーの活躍により、チームは到着からわずか5分で3人の遺体を発見することができたという。

彼は救助犬としてヒーローとなったが、記者会見でマイクに突進したり、市長からもらったおもちゃをすぐに壊したりと、人懐っこい性格は変わっていないようだ。もうすぐ現役を引退するが、いつまでも愛される希望の象徴として多くの人の記憶に残り続けるだろう。