イスラエルが国連運営の学校に空爆、パレスチナ人数十人死亡 ガザ中部

AI要約

パレスチナ自治区ガザ地区中部の難民キャンプで国連が運用する学校がイスラエルの空爆を受け、数十人が死亡

孤立した人々が避難していた学校内での攻撃で、少なくとも39人が死亡、数十人が負傷

イスラエル軍はハマスを標的とし、無関係な人々に被害が及ぶ危険性を最小限に押さえていたと主張

イスラエルが国連運営の学校に空爆、パレスチナ人数十人死亡 ガザ中部

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区中部の難民キャンプで国連が運用する学校が夜間にイスラエルの空爆を受け、数十人が死亡したことが分かった。病院関係者やガザ政府の報道部門が明らかにした。

ガザ政府の報道部門によると、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営するこの学校には攻撃時、ガザ地区中部ヌセイラトで住む場所を追われた人々が収容されていた。

アクサ殉教者病院の関係者は6日、少なくとも39人が死亡、数十人が負傷したことを明らかにした。今なお被害者が病院に運び込まれており、死傷者数が増える可能性があるという。

イスラエル軍は空爆を実施したことを確認。学校内で活動するイスラム組織ハマスの施設を狙ったと説明した。

イスラエル国防軍(IDF)は空からの偵察や「追加の正確な情報」の使用など、「無関係な人に被害が及ぶ危険性を最小限に押さえるため多くの措置を取った」としている。

現地にいるCNNの通信員によると、少なくとも3発のミサイルが校舎に着弾した。この学校には校舎や校庭、周辺地域に避難した約2万人が身を寄せていたとみられている。