戦略爆撃機が参加した合同訓練を米韓軍が実施 7年ぶりに爆弾投下も

AI要約

アメリカ軍と韓国軍は5日、朝鮮半島の上空で戦略爆撃機による爆弾投下の合同訓練を実施しました。

訓練にはアメリカ軍の「B1B」戦略爆撃機のほか米韓両軍のステルス戦闘機などが投入され、精密爆撃に用いられる爆弾を投下しました。

韓国国防省は「北朝鮮の核・ミサイルの脅威を抑止するための強固な防衛態勢能力を示した」と強調しています。

アメリカ軍と韓国軍は5日、朝鮮半島の上空で戦略爆撃機による爆弾投下の合同訓練を実施しました。

韓国国防省によりますと、訓練にはアメリカ軍の「B1B」戦略爆撃機のほか米韓両軍のステルス戦闘機などが投入され、「B1B」爆撃機が戦闘機の護衛を受けながら精密爆撃に用いられる爆弾を投下しました。

「B1B」爆撃機が韓国軍との訓練で爆弾投下まで行うのはおよそ7年ぶりだということです。

韓国国防省は「北朝鮮の核・ミサイルの脅威を抑止するための強固な防衛態勢能力を示した」と強調しています。

北朝鮮は先月からごみをぶら下げた風船を韓国に向けて大量に飛ばすなどの挑発を繰り返していて、韓国の聯合ニュースは今回の訓練には「北朝鮮への警告状という見方がある」と報じています。

ただ北朝鮮はこれまでも戦略爆撃機による訓練を非難してきたことから、さらに反発を強める可能性もあります。