経済巡り二大政党党首が舌戦 英総選挙、初のテレビ討論

AI要約

英総選挙前の初のテレビ討論では、保守党と労働党の党首が経済政策などを巡って激しい舌戦を繰り広げた。

好感度調査では両党首の支持率がほぼ互角で、保守党の支持率低下が焦点となっている。

予測では労働党が大躍進し、保守党は大敗が見込まれている。

 【ロンドン共同】英総選挙の投票まで1カ月となった4日、与党保守党を率いるスナク首相と野党労働党のスターマー党首の二大政党党首が初のテレビ討論に臨み、経済政策などを巡って舌戦を交わした。スナク氏は、労働党は選挙に勝利すれば増税に踏み切ると非難。スターマー氏は、保守党が経済的混乱を作り出したと応戦した。

 討論直後の好感度調査ではスナク氏が51%、スターマー氏が49%でほぼ互角。ただ保守党の支持率は低迷しており、保守党が労働党にどこまで迫れるかが焦点となる。

 調査会社ユーガブ公表の予測では、労働党が220議席増の422議席、保守党は225議席減の140議席と大敗が見込まれている。