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税制、医療巡り舌戦 スナク首相と野党党首がTV討論 英総選挙
英国で総選挙を1カ月後に控え、保守党と労働党の党首によるテレビ討論が行われた。
スナク首相は労働党政権の下では増税になると主張し、スターマー党首は激しく反論した。
討論は様々なテーマで行われ、民放ITVが主催した。選挙戦の激化が予感される。
【ロンドン時事】総選挙を1カ月後に控えた英国で4日、与党・保守党のスナク首相と最大野党・労働党のスターマー党首との間で、選挙戦が始まって最初のテレビ討論が行われた。
会場の市民からの質問に答える形で、税金や医療、移民などのテーマごとに、両氏が舌戦を繰り広げた。討論は民放ITVが主催した。
討論の中で、スナク氏は再三「労働党政権になれば2000ポンド(約40万円)の増税になる」と強調した。これに対し、スターマー氏は「(スナク氏の主張は)全くのごみだ」と激しく反論。「投票翌日に目覚めて保守党政権が続くと分かった時、どう思うか想像してほしい」と訴えた。