有権者9億7000万人に上るインド総選挙で開票始まる 与党優勢か

AI要約

インドの総選挙が開票され、与党のインド人民党が優位とされる中、モディ首相が再選を果たす可能性が高まっている。

与党は、モディ首相の人気や経済成長を前面に押し出し、野党は政権の強権的な姿勢を批判している。

メディアの予測では与党連合が過半数を獲得する見通しで、午後には結果が明らかになる見通し。

「世界最大の民主主義国」とされるインドの総選挙は、ついさきほど、開票が一斉に始まりました。モディ首相率いる与党が優勢とみられています。現地から中継です。

首都ニューデリーにある与党「インド人民党」の本部です。集会の準備が行われていて、党の関係者やメディアが続々と集まっています。

開票結果が出たあと、モディ首相がこちらに来て演説を行うとの情報もあります。

有権者が9億7000万人に上る、桁違いのインド総選挙は、1か月半にわたって投票が行われ、日本時間11時半から開票が始まりました。

インド人民党 支持者

「我々がもちろん勝利する。すべてうまくいった。問題ない」

インド人民党は、3期目を狙うモディ氏の人気を前面に押し出した戦略で、経済成長の実績などを強調しました。

対する野党側は、有力政党の指導者ケジリワル氏が汚職事件で逮捕されるなど、政権が野党の締め付けを強化しているとして、強権的だと批判しています。

主要メディアの出口調査では、いずれもインド人民党を中心とする与党連合が政権運営に必要な過半数を確保する予測となっています。

電子投票で行われた総選挙は、午後にも大勢が判明するものとみられます。