ダライ・ラマ、ひざ治療のため渡米へ 20日から法話取りやめ
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世がひざの治療のために米国を訪れ、20日以降は法話活動を行わないことが発表された。
88歳のダライ・ラマは過去に体調不良を理由に旅行を控えた経験があり、今年1月にはインドの聖地を訪れていた。
ダライ・ラマはダラムサラに戻ると再び法話を開始する予定だが、具体的な時期は未定。
[ニューデリー/ワシントン 3日 ロイター] - チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は今月、ひざの治療のために米国を訪れ、20日以降は通常の法話活動を行わない。法王事務所が3日発表した。
88歳のダライ・ラマは昨年10月、風邪にかかっていかなる旅行も控えるよう医師から勧告されていたが、その後体調回復して今年1月にはインド東部の仏教の聖地を訪問している。
法王事務所は、ダライ・ラマはチベット亡命政府があるインド北部ダラムサラに戻り次第、法話を再開すると述べたが、具体的な時期は明らかにしていない。