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日本再生を阻む「プライマリーバランス黒字化」 財務官僚は毎年異様に執着 現代の資本主義は政府が借金すればこそ成長できる
2024.06.22

日本再生を阻む「プライマリーバランス黒字化」 財務官僚は毎年異様に執着 現代の資本主義は政府が借金すればこそ成長できる

【お金は知っている】歴代の政権が6月に打ち出す「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」は各省庁の官僚作文の寄せ集めだ。それでも後半の財務官僚担当分には、日本経済の命運を左右するくだりがある。中期的経済財政の枠組みを述べる章の中のたった1行である。それは「基礎的

PB黒字化目標が骨太に復活、その理由とは【播摩卓士の経済コラム】
2024.06.22

PB黒字化目標が骨太に復活、その理由とは【播摩卓士の経済コラム】

政府の今年の「骨太の方針」に、国と地方の基礎的財政収支(PB=プライマリーバランス)を2025年度に黒字化するという目標が、復活しました。PB25年度黒字化は、昨年、一昨年と、2年続けて骨太方針への明記が見送られていました。■自民党積極財政派の退潮「骨

ことでん決算 当期純利益3億9700万円で4年ぶりの黒字 利用者が新型コロナ前の約9割まで回復【香川】
2024.06.21

ことでん決算 当期純利益3億9700万円で4年ぶりの黒字 利用者が新型コロナ前の約9割まで回復【香川】

ことでん=高松琴平電気鉄道が、昨年度(2023年度)の決算を発表しました。4年ぶりの黒字です。ことでんによりますと、昨年度のすべての事業の営業収益は35億4400万円、当期純利益は3億9700万円で4年ぶりの黒字となりました。利用者が新型コロナ前の約9割まで回復した

米財務省、日本を再び為替操作「監視対象」に指定
2024.06.21

米財務省、日本を再び為替操作「監視対象」に指定

アメリカ財務省は20日、各国が通貨を安く誘導する為替操作を行っていないかを調査した報告書を公表し、日本を再び「監視対象」に指定しました。アメリカの財務省が20日に公表した「為替報告書」では、日本や中国など7つの国・地域を為替操作の監視対象に指定しました。「監視対象」には、対米貿易

アメリカ財務省が再び日本を為替操作の「監視対象」に…多額の対米貿易黒字が理由 為替介入は「極めて例外的な場合のみ」
2024.06.21

アメリカ財務省が再び日本を為替操作の「監視対象」に…多額の対米貿易黒字が理由 為替介入は「極めて例外的な場合のみ」

アメリカ財務省は、20日、各国の通貨政策を分析した報告書を公表し、多額の貿易黒字や経常黒字を抱える日本を再び「監視対象」に指定しました。報告書では、大幅な対米貿易黒字や持続的な為替介入などを基準に該当する国と地域を「監視対象」に指定しています。これについてアメリカ財

米財務省 日本を1年ぶりに「監視リスト」に指定
2024.06.21

米財務省 日本を1年ぶりに「監視リスト」に指定

アメリカ財務省は、自国に有利な為替操作をしていないかチェックする監視リストの対象に、日本を1年ぶりに追加しました。アメリカ財務省は20日、主な貿易相手国の通貨政策に関する外国為替報告書を発表し、日本や中国、ドイツなど7カ国・地域を為替操作の監視リストの対象に指定しました。

三陸鉄道が3年ぶり黒字、岩手 訪日客ら利用で乗車人数が増加
2024.06.20

三陸鉄道が3年ぶり黒字、岩手 訪日客ら利用で乗車人数が増加

 2011年の東日本大震災で被災した岩手県の第三セクター三陸鉄道(宮古市)は20日、2023年度決算の純利益が約2670万円だったと発表した。黒字は3年ぶり。外国人観光客らの利用で乗車人数が微増し、鉄道事業収入は前年度比8.6%増の約3億8650万円となった。 施設修繕費や人件費

関空、黒字転換4期ぶり 新施設開業で増収=24年3月期
2024.06.14

関空、黒字転換4期ぶり 新施設開業で増収=24年3月期

 関西・伊丹・神戸の関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)が6月13日に発表した2024年3月期通期の連結決算は、純損益が155億円の黒字(前期23年3月期は190億円の赤字)で、4期ぶりの最終黒字となった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の水際対策が完全撤廃されたことによる

山形屋、売上高2.5%増162億円 24年2月期決算 コロナ前の9割近くに回復 初公表の純損益は6億円の赤字
2024.06.14

山形屋、売上高2.5%増162億円 24年2月期決算 コロナ前の9割近くに回復 初公表の純損益は6億円の赤字

 私的整理を活用して経営再建に取り組む山形屋(鹿児島市、岩元修士社長)は13日、同市で定時株主総会を開き、2024年2月期決算を報告した。売上高は前期比2.5%増の162億3911万円。経常損益は5億2883万円の赤字で4年連続となったが、赤字幅は前期より1241万円縮小した。純損益を初めて公

関西エアポート、4期ぶりの黒字 訪日客急速に回復 円安で日本人客の動きは鈍く
2024.06.13

関西エアポート、4期ぶりの黒字 訪日客急速に回復 円安で日本人客の動きは鈍く

関西国際、大阪(伊丹)、神戸の3空港を運営する関西エアポートが13日発表した令和6年3月期連結決算は、最終損益が155億円の黒字(前期は190億円の赤字)と4期ぶりの黒字となった。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行して以降、訪日外国人観光客を中心に航空需要が急速に回復した

骨太方針での2025年度PB黒字化目標堅持は事実上の財政健全化先送り
2024.06.12

骨太方針での2025年度PB黒字化目標堅持は事実上の財政健全化先送り

6月下旬にまとめる骨太方針では、2025年度基礎的財政収支(プライマリーバランス:PB)の黒字化目標が大きな焦点の一つとなる。自民党内では、2025年度PB黒字化目標を堅持し、財政規律を維持する財政規律派と、2025年度PB黒字化目標を見直す、あるいは異なる指標を重視することなどで、財政出動の

撤退観測も飛ぶ「みんなの銀行」は浮上できるか、若年層傾倒が裏目でタイムリミット残り4年
2024.06.12

撤退観測も飛ぶ「みんなの銀行」は浮上できるか、若年層傾倒が裏目でタイムリミット残り4年

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のデジタルバンク「みんなの銀行」が正念場を迎えている。2024年3月期決算は93億円の最終赤字を計上し、開業からの累積損失は約260億円にのぼる。5月末の投資家向け説明会では、FFGの五島久社長が撤退の可能性に言及。直後に火消しに回る場面もあった。

「廃止してくれないか」と市がJRに提案する路線に乗ってみた ガッツリ朝ラッシュ なのにナゼ?
2024.06.11

「廃止してくれないか」と市がJRに提案する路線に乗ってみた ガッツリ朝ラッシュ なのにナゼ?

 JR山陽本線(神戸線)の支線である和田岬線は、兵庫駅(神戸市兵庫区)から和田岬駅(同)までわずか1駅、2.7kmの路線です。沿線の工場への通勤輸送に特化した運行形態で、平日は17往復、土曜日は12往復、休日は2往復と、極端なダイヤが特徴です。  本数が多い平日にし

岡山のバス会社、「日本最安」運賃100円でなぜ黒字 「安かろう悪かろう」ではない工夫とは?
2024.06.11

岡山のバス会社、「日本最安」運賃100円でなぜ黒字 「安かろう悪かろう」ではない工夫とは?

 岡山県内で路線バスを運行する宇野自動車(以下、宇野バス)は、100円という日本最安の運賃を維持しながら、黒字経営を続ける稀有なバス事業者だ。多くのバス会社が、自治体の補助金なくして経営が成り立たない状況にあるなかで、宇野バスは補助金を受け取らず健全な経営を続けている。 宇野バス

4月の経常黒字 2兆505億円
2024.06.10

4月の経常黒字 2兆505億円

海外との貿易や投資で日本がどれだけ稼いだかを示す4月の経常収支は、2兆505億円の黒字となりました。財務省が発表した4月の国際収支によりますと、経常収支は去年の同じ月と比べて1550億円あまり黒字幅が拡大し、単月としては過去最大の2兆505億円の黒字となりました。黒

4月の経常収支は2兆円超 月次ベースで過去最大 証券投資収益など拡大
2024.06.10

4月の経常収支は2兆円超 月次ベースで過去最大 証券投資収益など拡大

4月の日本の経常収支は、証券投資による収益などが黒字幅を拡大したことで、4月としては過去最大の黒字となりました。財務省が発表した4月の国際収支速報によりますと、海外との総合的な取引を示す経常収支は前の年の同じ月より1550億円改善し、2兆505億円の黒字となりました。円安や金利上

4月の国際収支統計、経常収支は2兆505億円の黒字
2024.06.10

4月の国際収支統計、経常収支は2兆505億円の黒字

 財務省が10日発表した4月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引状況を示す経常収支は2兆505億円の黒字だった。

南ア経常収支、第1四半期は赤字縮小 貿易黒字は拡大
2024.06.07

南ア経常収支、第1四半期は赤字縮小 貿易黒字は拡大

[ヨハネスブルグ 6日 ロイター] - 南アフリカ中央銀行が6日発表した第1・四半期の経常収支は846億ランド(44億8000万ドル)の赤字で、前期の1629億ランドから縮小した。対国内総生産(GDP)比は1.2%。前期は2.3%だった。貿易黒字は1834億

中国EVのNIO、第2四半期販売台数は倍増超見込む
2024.06.07

中国EVのNIO、第2四半期販売台数は倍増超見込む

[上海 6日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)は6日、第2・四半期の販売台数が前年同期比2倍以上の5万4000─5万6000台になるとの見通しを示した。同期の売上高もほぼ2倍の約23億ドルに達すると見込んだ。創業9年目のNIOはまだ黒字

しなの鉄道「Suica」導入 2026年3月目指す【長野】
2024.06.05

しなの鉄道「Suica」導入 2026年3月目指す【長野】

しなの鉄道は導入を決めた交通系ICカード「Suica」について「2026年3月」の設置を目指す方針を示しました。しなの鉄道は4日の取締役会で、昨年度の純損益が5期ぶりに黒字となったことを報告しました。電力料金の高騰が落ち着いたことや、国や県などから補助金支援を受けたことなどが要因