# 飲料業界

マルサンアイ 植物由来のストロー採用 紙パック飲料全商品に導入
2024.08.22

マルサンアイ 植物由来のストロー採用 紙パック飲料全商品に導入

 マルサンアイ(岡崎市仁木町荒下1、堺信好社長、0564・27・3700)は、豆乳飲料などの紙パック飲料に付いているストローを全て、植物由来のバイオマスプラスチックを配合した「バイオマスプラストロー」に切り替える。10月中旬以降、27アイテムを対象にバイオマスプラスチック5%配合のストローを順

サントリー食品インターナショナル、豪州で飲料製造を年内に開始  エナジードリンク「V」や「BOSS」など品揃え拡充も視野
2024.08.18

サントリー食品インターナショナル、豪州で飲料製造を年内に開始  エナジードリンク「V」や「BOSS」など品揃え拡充も視野

 サントリー食品インターナショナルは下期(12月期)、オーストラリア(豪州)の新工場で飲料の製造を開始する。 豪州は人口が増加していることに加えて、平均年齢が若く子育てファミリー層が多いことから、サントリーでは豪州を有望市場の1つと位置付けている。 オセアニアの生産

南海トラフ地震臨時情報 水や米飯が伸長 お盆商戦に冷や水か
2024.08.16

南海トラフ地震臨時情報 水や米飯が伸長 お盆商戦に冷や水か

 8月8日午後4時43分ごろ、宮崎県南部で最大震度6弱を観測する地震が発生し、気象庁が午後7時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表した(8月15日17時をもって解除)。発表後、一部で大容量のミネラルウォーターやパックごはんなどの需要が増加した。 これらの需要増は、

飲料の中に3Dイラスト…サントリーグローバルイノベがテスト販売
2024.08.10

飲料の中に3Dイラスト…サントリーグローバルイノベがテスト販売

サントリーグローバルイノベーションセンター(東京都港区、安東範之社長)は、飲料の中にイラストなどの3次元(3D)パターンを描写できる3Dフードプリンターを使った飲料のテスト販売を始めた。2024年度にカフェやイベント会場などで3Dフードプリンターを使った飲料のテスト販売をし、実績を作る。25年

ルイボスティー飲料の拡大続く 無糖・ノンカフェインと独特の香りが独自価値となり好調
2024.08.04

ルイボスティー飲料の拡大続く 無糖・ノンカフェインと独特の香りが独自価値となり好調

 ルイボスティー飲料が存在感を高めている。無糖茶飲料の中で、緑茶や麦茶などと比べると市場規模は極めて小さいものの、各社で好調な動きがみられるほか、商品数が増加傾向にある。 好調要因は、無糖・ノンカフェインという麦茶やブレンド茶などにも通じる基本的な価値に加えて、メーカーの企業努力

日本IBM、キリン「氷結」に使用の果実サプライチェーンをブロックチェーンで可視化
2024.08.02

日本IBM、キリン「氷結」に使用の果実サプライチェーンをブロックチェーンで可視化

キリンビールより今年5月に発売された「キリン 氷結 mottainai 浜なし(期間限定)」の製造について、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)が、ブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティプラットフォームの導入支援をしていたことが8月2日発表された。なお日本の飲料業界で、ブロ

8月の食品値上げ642品目、チョコレート・アイスの値上げ続く 秋は半年ぶり値上げラッシュへ
2024.07.31

8月の食品値上げ642品目、チョコレート・アイスの値上げ続く 秋は半年ぶり値上げラッシュへ

 主要な食品メーカー195社における、家庭用を中心とした8月の飲食料品値上げは642品目を数えた。値上げが一服傾向を迎えた前年同月(1197品目)に比べて555品目・46.4%減と、8カ月連続で前年同月を下回ったほか、4カ月連続で1千品目以下の水準にとどまり、値上げ沈静化の傾向が続いた。また、

世界最大の「カーボンネガティブ蒸留所」誕生、米アスペン・ウォッカ
2024.07.17

世界最大の「カーボンネガティブ蒸留所」誕生、米アスペン・ウォッカ

Aspen Vodka(アスペン・ウォッカ)は2021年の創業以来、社名を取っている米コロラド州の地元のクラフト好きな人々に愛されてきた。だが今、同社は賞を獲得した自社製品を全米各地の市場に投入する準備が整った。しかも、前例のない持続可能性をもって実現しようとしている。同社は7月16日、世界で

飲料 1Lサイズが拡大 家庭内の飲用シーンと家庭外の持ち運びニーズに対応 その背景は?
2024.07.15

飲料 1Lサイズが拡大 家庭内の飲用シーンと家庭外の持ち運びニーズに対応 その背景は?

 ペットボトル飲料の1Lサイズ(900ml~1L)が家庭内の飲用シーンと家庭外の持ち運びニーズの両方に対応して拡大している。 地球温暖化により暑熱環境にさらされる機会が増えていることを背景に、コストパフォーマンスを念頭に水分補給したいニーズの高まりが拡大の要因とみられる。

「親日的」と糾弾された中国の飲料大手、農夫山泉の苦境
2024.07.13

「親日的」と糾弾された中国の飲料大手、農夫山泉の苦境

中国のミネラルウォーター最大手の農夫山泉を創業した鍾睒睒(ジョン・シャンシャン)の保有資産は5月初めから200億ドル(約3兆2000億円)も減少している。現在69歳の鍾の保有資産は540億ドル(約8兆7000億円)で、そのほとんどは香港市場に上場する農夫山泉の持ち株によるものだ。

ビール回帰鮮明、減税追い風に上半期国内販売7%増…シェア16年ぶり5割超え
2024.07.10

ビール回帰鮮明、減税追い風に上半期国内販売7%増…シェア16年ぶり5割超え

 ビール大手4社が10日までに発表した2024年上半期(1~6月)のビール国内販売量は前年同期比7%増となった。発泡酒などを含めたビール系飲料全体が2%減となる中、昨年10月の減税を追い風に「ビール回帰」が鮮明になった。各社は、ビール系飲料全体に占めるビールのシェア(占有率)が上半期としては1

伊藤園、新中計を策定 「お~いお茶」のグローバルブランド化を推進 営業利益を注視
2024.07.10

伊藤園、新中計を策定 「お~いお茶」のグローバルブランド化を推進 営業利益を注視

 伊藤園は今年、さらなる成長と収益性向上を目指し、今期(2025年4月期)から5年間(29年4月期)の新・中期経営計画を策定した。 前期連結業績は売上高4538億円(前々期比5.1%増)、営業利益250億円(同27.7%増)、営業利益率5.5%。 これを今期計画では

サントリーが下期のビール事業戦略を発表、「金麦」で2つの挑戦
2024.07.08

サントリーが下期のビール事業戦略を発表、「金麦」で2つの挑戦

 サントリーは7月8日、ビール事業に関する発表会を開催し、常務執行役員 ビール本部長の多田寅氏が直近の動向と下期の戦略を説明した。 多田氏は、「2026年10月に3回目の最終的な酒税改正があり、ビール、発泡酒、新ジャンルの税率が350ml缶換算で一律54.25円になる。サントリー

キリンHDが幼児食の新事業 アレルギー対応、レンジで調理
2024.07.05

キリンHDが幼児食の新事業 アレルギー対応、レンジで調理

 キリンホールディングス(HD)は5日、食物アレルギーに対応した幼児食のテスト販売を始めると発表した。2歳以上の想定で、容器入りの商品を電子レンジで温めるだけで五目ご飯、チキンライス、カレーご飯が完成する。アレルギーの子どもを持つ社員の発案で、需要を見極めた上で本格販売を目指す。

UCC上島珈琲、缶コーヒーなど1~2割値上げ
2024.06.26

UCC上島珈琲、缶コーヒーなど1~2割値上げ

 UCC上島珈琲(神戸市)は26日、缶コーヒーなど飲料製品19品を10月1日出荷分から値上げすると発表した。コーヒー豆の国際相場の高騰や円安の影響で調達コストが上がっているためで、店頭価格は1~2割上昇する見込み。 

【ナゼ?】最近よく見かけませんか?『生絞りオレンジジュースの自動販売機』実は本社のある国では超有名!日本でも現在急増中で、オレンジ1日約12万個を消費することも…世界的なオレンジ不足の中、急成長支える秘密とは?
2024.06.18

【ナゼ?】最近よく見かけませんか?『生絞りオレンジジュースの自動販売機』実は本社のある国では超有名!日本でも現在急増中で、オレンジ1日約12万個を消費することも…世界的なオレンジ不足の中、急成長支える秘密とは?

 主な生産国・ブラジルでの不作の影響などで“世界的なオレンジ不足”の中、急増しているのが『生絞りオレンジジュースの自動販売機』!2024年6月14日現在、日本国内では482か所に設置されています。オレンジ不足の中、なぜ“生絞りオレンジジュース”を提供できるのか?一体どこから来たのか?取材しまし

失業率上昇し給料ぎりぎりの生活が増加 インフレ進む米国市場で勝ち抜くためのセブン⁻イレブンの4つの優先事項とは?
2024.06.16

失業率上昇し給料ぎりぎりの生活が増加 インフレ進む米国市場で勝ち抜くためのセブン⁻イレブンの4つの優先事項とは?

 北米でCVS(コンビニ)事業を展開するセブン‐イレブン・インク(SEI)は、インフレが急速に進み失業率が上昇傾向にある米国市場で1ドルごとに得られる価値を高めていく。 米国市場を取り巻く環境について、4月23日開催した「IR Day2024」でSEIのジョセフ・マイケル・デピン

キリンHD、ファンケルにTOBで完全子会社化の方針…ヘルスサイエンス事業を強化
2024.06.14

キリンHD、ファンケルにTOBで完全子会社化の方針…ヘルスサイエンス事業を強化

 キリンホールディングス(HD)がファンケルに対して株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化する方針を固めたことがわかった。近く発表する見通しだ。 ファンケルは化粧品やサプリメントなどの健康食品に強みを持つ。キリンHDは2019年にファンケルと資本・業務提携契約を結び、フ

アサヒ飲料、9割の商品値上げ
2024.06.13

アサヒ飲料、9割の商品値上げ

 アサヒ飲料(東京)は13日、「三ツ矢サイダー」などの飲料231品について、10月1日出荷分から値上げすると発表した。原材料や包装資材の価格高騰などが理由。値上げは全商品の約9割に上る。 

アサヒ飲料 全商品の約9割を値上げへ…10月から
2024.06.13

アサヒ飲料 全商品の約9割を値上げへ…10月から

アサヒ飲料は、10月から全商品のおよそ9割を値上げすると発表しました。アサヒ飲料が値上げを発表したのは、全商品のおよそ9割にあたる231品目です。希望小売価格を4%から23%引き上げるとしていて「カルピスウォーター」の1.5リットルサイズは432円から459円に、「