# 食品業界

給食食材の豚肉で産地偽装が発覚していた寿食品(神奈川)が破産
2024.06.24

給食食材の豚肉で産地偽装が発覚していた寿食品(神奈川)が破産

(株)寿食品(TDB企業コード:200164573、資本金3300万円、神奈川県相模原市中央区星が丘3-8-16、代表鹿島敏裕氏)は、6月14日に横浜地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、佐伯昭彦弁護士(横浜綜合法律事務所、神奈川県横浜市中区日本大通11、電話04

宝幸、冷食撤退 チーズと常温に注力 統合シナジーで新たな売場を創出
2024.06.21

宝幸、冷食撤退 チーズと常温に注力 統合シナジーで新たな売場を創出

 宝幸は25年3月をもって冷凍食品事業から撤退し、伸長しているチーズ事業とフリーズドライを含めた常温食品に注力する。 24年度はフリーズドライ食品と缶詰・レトルトなどを扱う常温食品の統合により、営業効率向上など統合シナジーを創出するとともに、グループ会社との連携を一層強化し、新た

使用済みマヨネーズボトル 資源循環に向けた取り組み開始へ 「キユーピー」と「味の素」が異例のタッグ
2024.06.20

使用済みマヨネーズボトル 資源循環に向けた取り組み開始へ 「キユーピー」と「味の素」が異例のタッグ

これまでできなかったマヨネーズのボトルのリサイクル。ライバル企業が商品では競争しつつ、リサイクルという環境への取り組みではタッグを組み、実証実験を行います。食品大手の「キユーピー」と「味の素」は、家庭で使い終わったマヨネーズボトルを回収する取り組みを始めます。味の素

冷凍食品5社、物流で協力強化 共同配送拡大などを検討
2024.06.19

冷凍食品5社、物流で協力強化 共同配送拡大などを検討

 味の素冷凍食品やマルハニチロなど冷凍食品5社は19日、物流の効率化に向けて共同で検討を始めると発表した。運転手不足が懸念される「2024年問題」へ対応するための協力強化が狙い。冷凍設備を備えたトラックの台数が限られるなど業界特有の課題があり、共同配送の拡大やデータの共有を検討する。<

ハナマルキ マルダイ味噌と統合 より変化に対応できる組織へ
2024.06.18

ハナマルキ マルダイ味噌と統合 より変化に対応できる組織へ

ハナマルキはこのほど、関連会社であるマルダイ味噌販売との事業統合を決定した。事業統合は来年9月1日を予定しており、マルダイ味噌販売が行う食品卸売事業などのすべての事業を会社分割(吸収分割)の方法でハナマルキへ承継させる。近年多発する干ばつなど気候要因による食料生産の不安定化に加え

コンニャク粉で「マグロの刺し身」 日本ハムが販売 水産資源減少で
2024.06.17

コンニャク粉で「マグロの刺し身」 日本ハムが販売 水産資源減少で

 水産資源の減少が世界的な問題になる中で、大豆などの原料を使った「代替魚介」の開発が進んでいる。日本ハムは植物由来の原料を使った「マグロの刺し身」の業務用販売を開始。赤身の香りや弾力感を再現し、刺し身として食べることができる。 同社は魚介類の中でも国内購入量が上位のマグロに着目。

ブタメンがおにぎりに とんこつスープで炊き上げ 背景に米の消費減
2024.06.17

ブタメンがおにぎりに とんこつスープで炊き上げ 背景に米の消費減

 米卸大手「ミツハシ」(横浜市金沢区)が、他企業とコラボレーションした期間限定のおにぎり商品を次々と投入している。背景にあるのは毎年10万トンのペースで減少している深刻な米需要。おにぎりを楽しんでもらい、消費減少に歯止めをかけたい考えだ。 7月には三重県の菓子メーカー「おやつカン

【韓国】33製品が実質値上げ、消費者院が調査
2024.06.17

【韓国】33製品が実質値上げ、消費者院が調査

 韓国消費者院は13日、2024年1~3月期に商品価格を据え置いて量を減らす「シュリンクフレーション(ステルス値上げ)」に関する調査を実施したところ、33製品で内容量の減少が確認されたと発表した。内訳は、国産品が15製品、輸入品が18製品。 同院はデパートや大型スーパーマーケット

【セブン-イレブン】夏にイイ!「豆腐と茄子のW麻婆丼(鹿児島県産茄子使用)」辛旨スパイシー。 九州地域限定
2024.06.15

【セブン-イレブン】夏にイイ!「豆腐と茄子のW麻婆丼(鹿児島県産茄子使用)」辛旨スパイシー。 九州地域限定

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の「コンビニエンスストア統計調査月報」によると、コンビニエンスストアの3月の売上高(前年同月比)は、日配食品は1.3%、加工食品は1.9%の伸びとなっています。(出典:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会「コンビニエンスストア統計調査月報」)

「推しの子」と「すしのこ」をコラボさせた新社長の決断 タマノイ酢が若返らせたロングセラー
2024.06.15

「推しの子」と「すしのこ」をコラボさせた新社長の決断 タマノイ酢が若返らせたロングセラー

 「すしのこ」や「はちみつ黒酢ダイエット」などのロングセラーで知られる食品メーカーのタマノイ酢は2024年4月、6代目の播野貴也さん(40)が、33年間経営トップを務めた父・勤さんの後を継ぎ、社長に就任しました。若者世代にはなじみが薄くなった長寿商品の魅力を新たに引き出すため、SNSでのサーチ

「ブルダック炒め麺に急性中毒の危険性、破棄を」…デンマークでK-辛味がリコール
2024.06.13

「ブルダック炒め麺に急性中毒の危険性、破棄を」…デンマークでK-辛味がリコール

 デンマークが、世界的な人気を博している韓国の三養食品の人気製品「ブルダック炒め麺」の3製品をリコールすることにした。 デンマーク政府は11日(現地時間)、三養ラーメンの「ヘクブルダック炒め麺激辛3倍」(Buldak 3x Spicy & Hot Chicken)「ヘクブルダック

プッチンプリンは6月もおあずけか 江崎グリコ、一部商品の出荷再開
2024.06.11

プッチンプリンは6月もおあずけか 江崎グリコ、一部商品の出荷再開

 江崎グリコ(大阪市)は11日、システム障害で4月から停止している冷蔵商品の出荷を、25日から一部再開すると発表した。ただ、「プッチンプリン」「BifiXヨーグルト」「カフェオーレ」など賞味期限の短い主力商品は、目指していた6月中の再開が難しい見通し。確実な再開時期は「現状で明言できない」(広

グリコ、一部冷蔵品出荷を25日以降再開 キリン受託分も対象
2024.06.11

グリコ、一部冷蔵品出荷を25日以降再開 キリン受託分も対象

Shinichi Uchida[東京 11日 ロイター] - 江崎グリコは11日、システム障害の影響で冷蔵品の出荷停止が続いている問題で、今月25日以降に一部商品の出荷を再開すると発表した。「アーモンド効果」「グリコ牛乳」などの自社商品に加え、キリンビバレッジから販売受託

停止のグリコ冷蔵品、一部を出荷再開
2024.06.11

停止のグリコ冷蔵品、一部を出荷再開

 江崎グリコは11日、物流などを管理する基幹システムの障害で4月から停止していた冷蔵品の出荷を、一部商品で再開すると発表した。飲料の「アーモンド効果」や「グリコ牛乳」が対象で、6月25日以降出荷する。

【速報】江崎グリコが停止していたチルド商品を一部出荷再開 でもプッチンプリンはまだ
2024.06.11

【速報】江崎グリコが停止していたチルド商品を一部出荷再開 でもプッチンプリンはまだ

 江崎グリコは11日、システム障害の影響で出荷を停止していたチルド商品の一部を再開すると発表しました。

山星屋、2年連続増収増益 留め型商品や調達大作戦が奏功
2024.06.11

山星屋、2年連続増収増益 留め型商品や調達大作戦が奏功

 山星屋の第71期・前期(2024年3月期)業績見通しは、売上高が前年比10%増の3348億円、営業利益が約2倍の42億円。 5月13日、第67回ARISTA山星屋プロス会(プロス会)で猪忠孝社長が明らかにした。その上で「2年連続の増収増益を果たすことができた。商品供給、商品開発

既存メニューにプラスワン提案 一次加工品活用や付加価値付与で 東海外食物流協会
2024.06.11

既存メニューにプラスワン提案 一次加工品活用や付加価値付与で 東海外食物流協会

中部地区の業務用卸12社で組織する東海外食物流協会(TGK、大原英歳会長=大垣ダイワ食品社長)は5月22日、名古屋国際会議場で取引先向け商品提案会「FOOD MESSE(フードメッセ)2024」を開催した。今回は「新しい提案にチャレンジ」をメーンテーマに、メーカー105社が出展。取引先・得意先

即席麺 数量回復に挑む24年 若年層ターゲットにコラボ・キャンペーンなど積極化
2024.06.11

即席麺 数量回復に挑む24年 若年層ターゲットにコラボ・キャンペーンなど積極化

即席麺市場は、6月で価格改定の効果が一巡することから、大手各社は早期に販売数量を回復させるべく新施策に挑んでいる。日清食品は「店頭エンタメ化」や消費者キャンペーンを拡充し、東洋水産は話題性のあるコラボで需要喚起を図る。インテージSRI+データによると、即席麺(袋麺・カップ麺)の販

大物 上期は増収増益 「よりシビアな見方を」日阪社長
2024.06.11

大物 上期は増収増益 「よりシビアな見方を」日阪社長

大物(大阪市)の上期(10~3月)は売上高が前年比105.4%の80億円。出荷数量は前年並みにとどまったが、単価の上昇が増収につながった。主力の飲料が106%など、乾物と餅・菓子以外の全商品部門で前年を上回った。業態別では、業務用や通販といった強化カテゴリーが軒並み二ケタ伸長した。

「日清スパ王」も「オーマイ」も…冷凍パスタの値上げ相次ぐ
2024.06.10

「日清スパ王」も「オーマイ」も…冷凍パスタの値上げ相次ぐ

 日清食品冷凍は10日、家庭用の冷凍パスタ製品22品目を9月1日の納品分から約5%値上げすると発表した。対象は「冷凍 日清スパ王プレミアム 海の幸のペスカトーレ」「冷凍 日清もちっと生パスタクリーミーボロネーゼ」など、プライベートブランドを除く22品目。 値上げの理由は、世界的な