# 認知‐運動解離

“国家予算の3倍”に!? 詐欺グループに狙われた「認知症の資産」が衝撃の金額だった
2024.06.20

“国家予算の3倍”に!? 詐欺グループに狙われた「認知症の資産」が衝撃の金額だった

 特殊詐欺グループが海外で強盗の指示を出していたことが明らかになった「ルフィ事件」から1年余り、高齢者を狙った犯罪がまた起きた。警視庁捜査2課が、準詐欺の疑いで山崎和馬容疑者(41)ら4人を逮捕したのは6月5日のこと。「山崎らの容疑は一人暮らしの認知症の80代女性に不当に高くアパ

絵本読んで認知機能改善、福島医大・安村氏創作「むかし話」出版
2024.06.18

絵本読んで認知機能改善、福島医大・安村氏創作「むかし話」出版

 福島医大放射線医学県民健康管理センターの安村誠司センター長が執筆した絵本「昭和のむかし話―懐かしき時の記憶―」が完成した。懐かしい昔の絵を見て、当時を思い出してもらうことで認知機能を刺激する「回想法」を応用した本で17日、県内の書店などで販売が始まった。 執筆の背景には、5年以

熱中症救急搬送は高齢者が半数以上を占める…若年者よりリスク高【第一人者が教える 認知症のすべて】
2024.06.18

熱中症救急搬送は高齢者が半数以上を占める…若年者よりリスク高【第一人者が教える 認知症のすべて】

【第一人者が教える 認知症のすべて】 昨年5月から9月における全国の熱中症救急搬送人員は、総務省の発表を見ると9万1467人。前年の同期間と比べると2万人ちょっと増えており、過去2番目に多い搬送人員だったそうです。 年代別の救急搬送人員で最も多いのが高齢者。半数以上

認知症の親から何度も電話が…どう対処すればいいのか【介護の不安は解消できる】
2024.06.17

認知症の親から何度も電話が…どう対処すればいいのか【介護の不安は解消できる】

【介護の不安は解消できる】「近所に住む母から毎日30分おきに電話がかかってきて、電話に出ないと家まで押しかけてくるのですが……」 そう話すのは、都内に住む50代の女性。認知症の母が暮らす実家から歩いて15分の場所に住んでいて、1日20回以上かかってくる電話に困ってい

【バレーボール】石川真佑に兄・祐希と共通点 トレーナーも思わず笑ってしまう〝石川家の筋肉〟
2024.06.17

【バレーボール】石川真佑に兄・祐希と共通点 トレーナーも思わず笑ってしまう〝石川家の筋肉〟

 最強きょうだいが活躍する理由とは? バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会最終日(16日、北九州市・西日本総合展示場)、日本は米国に0―3で敗れたが、石川真佑(24=ノバラ)はチームトップの13得点。パリ五輪も期待される真佑は、男子のエースで兄・祐希(28=

人生100年時代を健康に生きるカギ「脳の老化」を遅らせる最高の栄養素5選【最新研究で明らかに】
2024.06.16

人生100年時代を健康に生きるカギ「脳の老化」を遅らせる最高の栄養素5選【最新研究で明らかに】

人生100年時代に大切なのは、「健康寿命」を延ばすこと。そしてその秘訣は、運動、睡眠、そして食事にある。今回は健康寿命を延ばすのに欠かせない「脳の老化」を遅らせる最高の栄養素5種類をご紹介したい。最新の研究で、「脳の老化」を遅らせるための最高の栄養素があきらかになった。イリノイ大

1日2杯で認知症リスクが低下!手軽に飲める「ボケにくい飲み物」とは?
2024.06.16

1日2杯で認知症リスクが低下!手軽に飲める「ボケにくい飲み物」とは?

 人生100年時代、いつまでもボケることなく、いきいきと健康に過ごしたいですよね。そこで今回は内科医の工藤孝文氏が監修した『「ボケない人」の習慣、ぜんぶ集めました。』(青春出版社刊)から、ボケ予防に有用な習慣を5つ抜粋して紹介します。● オルニチンがシジミの5倍以上! シメジをよ

「どちらに行かれたいですか?」 高校生が声かけ、80代女性保護
2024.06.16

「どちらに行かれたいですか?」 高校生が声かけ、80代女性保護

 高校生たちの一声かけるやさしさが、高齢女性を家族の下に戻した。三重県警桑名署は10日、行方不明になっていた80代女性を保護したとして、いずれも桑名西高1年でサッカー部の杉山蒼太朗さん(15)と山田瑛太さん(15)、野球部の丹羽駿斗さん(15)の3人に感謝状を贈った。 5月8日午

特殊清掃業者が見た「凄絶な現場」と「最もきれいな孤独死」 自分の死期を悟ってすべての持ち物を処分した70才前後女性の“散り際”
2024.06.16

特殊清掃業者が見た「凄絶な現場」と「最もきれいな孤独死」 自分の死期を悟ってすべての持ち物を処分した70才前後女性の“散り際”

《誰にも看取られることなく息を引き取り、その後、相当期間放置されるような悲惨な「孤立死(孤独死)」の事例が頻繁に報道されている》──内閣府が発表する「高齢社会白書」(2022年版)にはそう記されている。孤独死に確定した定義や全国統計はないが、東京都監察医務院が公表するデータによれば、23区内に

昭和の風景で明るい気持ちに 認知機能改善へ“絵本療法”期待 福医大 安村誠司さん発刊
2024.06.16

昭和の風景で明るい気持ちに 認知機能改善へ“絵本療法”期待 福医大 安村誠司さん発刊

 気分が沈みがちな認知症高齢者らに懐かしい日々を思い出してもらい、明るい気持ちになってほしい―。昭和の風景を題材にした絵本が完成した。介護予防などを研究してきた福島医大放射線医学県民健康管理センター長の安村誠司さん(65)が幼い頃の記憶を生き生きと話す認知症の母の姿を見て、福島市出身の日本画家

認知症になると「認知症保険」は請求できない…「老後の備え」をうたう人気商品のとんでもない落とし穴
2024.06.16

認知症になると「認知症保険」は請求できない…「老後の備え」をうたう人気商品のとんでもない落とし穴

世の中にはたくさんの保険がある。どれに入ればいいのだろうか。ファイナンシャルプランナーの清水香さんは「さまざまな認知症保険が提供されているが、その必要性を考えたことがあるだろうか。国の介護保険や医療保険だけでも十分な支えになる」という――。■認知症保険は「老後の備え」になるのか<

後側方警戒支援システムの最新技術 聴覚で直感的に支援するヤマハ「感覚拡張HMI」について開発者に直撃インタビュー
2024.06.16

後側方警戒支援システムの最新技術 聴覚で直感的に支援するヤマハ「感覚拡張HMI」について開発者に直撃インタビュー

 ヤマハ発動機は、「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」で現在研究中の新技術「感覚拡張HMI」(HMI=ヒューマン・マシン・インターフェース)を出展しました。 現在、自車周辺環境の認識を支援する技術はミラーやカメラなど視覚を介した技術が主流ですが、ヤマハが研究

実家から消えた〈77歳高齢母〉の痕跡…遺産総取りの〈53歳出戻り長男〉の呆れた言い訳に、〈51歳長女〉震えが止まらず「ふざけるな!」
2024.06.16

実家から消えた〈77歳高齢母〉の痕跡…遺産総取りの〈53歳出戻り長男〉の呆れた言い訳に、〈51歳長女〉震えが止まらず「ふざけるな!」

金持ちは大変だね……他人事と思っていた「相続トラブル」。しかし、裁判沙汰にまで発展するのは「遺産総額1,000万円以下」が最も多く、実は一般人のほうが相続トラブルに巻き込まれやすいというのが実情です。今回は遺産分割、相続放棄にまつわるトラブル事例をみていきます。実家では77歳の母

高齢ドライバーの事故が相次ぐも、危ないのは高齢者だけとは限らない? 交通量の多い都心で遭遇した「前にいてゾッとした」運転者は...
2024.06.15

高齢ドライバーの事故が相次ぐも、危ないのは高齢者だけとは限らない? 交通量の多い都心で遭遇した「前にいてゾッとした」運転者は...

このところ高齢ドライバーによる交通事故についてよく耳にするようになっています。政府は免許の早めの返納を推奨していますし、一部からは高齢者の免許返納をもっと積極的に進めるべきとの声も出ていますが、一方で車がないと生活できない人も多く、問題解決は容易ではありません。さらに言えば、高齢者と言っても、

生理中の女性は「思考が速く正確になる」 一般論と相反する研究結果
2024.06.15

生理中の女性は「思考が速く正確になる」 一般論と相反する研究結果

女性は月経中、気分や認知能力が普段よりも低下していると感じているにもかかわらず、思考はより明晰になり、反応速度が上がり、ミスも減ることがわかったとする研究結果が、認知神経科学の専門誌Neuropsychologiaに掲載された。394人の参加者を対象とした研究について、論文はこう

蛭子能収さん・オレが認知症になって変わったこと、変わらなかったこと
2024.06.14

蛭子能収さん・オレが認知症になって変わったこと、変わらなかったこと

2020年に認知症を公表した漫画家・タレントの蛭子能収さん。ご本人と妻の悠加さんに、介護や暮らしの変化などを聞いてみました。家族が認知症になったときの備えとあわせて、3回に分けてお届けします。※インタビューは2022年11月に行いました。2020年に認知症であること

介護の85歳妻を“殺害”80歳夫が法廷に 携帯に残された葛藤
2024.06.14

介護の85歳妻を“殺害”80歳夫が法廷に 携帯に残された葛藤

長年にわたり介護してきた85歳の妻を殺害した罪に問われた、80歳の夫の裁判。携帯電話には、夫の“激しい葛藤”が残されていました。吉田友貞被告(12日 弁護側被告人質問)「もう、2人で死ぬより仕方ないと考えていました。節子を楽にした後、私も死のうと思っていました」

「米国の台湾支持は大統領選に影響されず」 台北事務所長が離任会見で「疑米論」批判
2024.06.14

「米国の台湾支持は大統領選に影響されず」 台北事務所長が離任会見で「疑米論」批判

【台北=西見由章】米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のサンドラ・オードカーク台北事務所長(駐台大使に相当)は14日の記者会見で、11月の米大統領選の結果が米台関係に与える影響について「台湾への支持は超党派の共通認識だ」と強調し、大統領選の結果によって台湾への支持が変わることはないとの

高齢者にダーツがおすすめの理由「的を狙って投げる」行動が軽度認知症の予防・改善に有効<研究レポート>
2024.06.14

高齢者にダーツがおすすめの理由「的を狙って投げる」行動が軽度認知症の予防・改善に有効<研究レポート>

 2025年には65才以上の高齢者の5人に1人が発症するといわれる認知症。6月14日は日本認知症予防学会が制定した「認知症予防の日」。認知症が発症するまでには、軽度認知障害(MCI)と呼ばれる前段階があり、なるべく早く予防に取り組んでおきたい。そこで、軽度認知障害の予防における「ダーツ」の有用

音を聞いているのは、耳でなく脳だった!~改善できる危険因子・難聴③
2024.06.14

音を聞いているのは、耳でなく脳だった!~改善できる危険因子・難聴③

 前々回から、難聴と認知症の関係について見ている。 前回は、補聴器が日本で普及していない現状を見ながら、その理由を慶應大学名誉教授で「オトクリニック東京」院長の小川郁先生に伺いつつ、考えた。『補聴器が普及しないのはなぜか?~改善できる危険因子・難聴(2)』<