# 自然保護

ニホンライチョウ人工授精卵4個成長 富山市ファミリーパーク、6月26~28日ごろふ化
2024.06.17

ニホンライチョウ人工授精卵4個成長 富山市ファミリーパーク、6月26~28日ごろふ化

 富山市ファミリーパーク(同市古沢)は16日、飼育している国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の雌4羽が全国で初めて野生の雄との人工授精で産卵した卵12個のうち、4個が順調に成長していると発表した。人工授精の成功とされるふ化に向けて前進した。このまま成長すれば今月26~28日ごろにふ化すると

「海が見えるということで楽しみにしてきた」新地町の鹿狼山で清掃登山 環境を守る活動の一環【福島県】
2024.06.16

「海が見えるということで楽しみにしてきた」新地町の鹿狼山で清掃登山 環境を守る活動の一環【福島県】

福島県新地町の鹿狼山で、ごみを拾いながら山を登る「プリウス セーブ ザ フォレスト」が行われました。この取り組みは、環境を守る活動の一環として、福島トヨタ自動車が毎年続けているものです。今回、登ったのは、「海を見ながら登れる山」として人気の新地町の鹿狼山です。

富士山「事前予約制」に専門家が警鐘 悪天候も返金なし、台風直撃→強行登山の懸念も
2024.06.16

富士山「事前予約制」に専門家が警鐘 悪天候も返金なし、台風直撃→強行登山の懸念も

 本格的な夏山シーズンの到来を前に、富士山では今年から導入された事前登録システムの受け付けが始まっている。山梨側から入山する人気の吉田ルートでは、通行料の徴収や登山道の閉鎖を伴う通行規制など、大幅にルールが変更されており、開山を前に混乱も予想されている。危険な弾丸登山の抑制やオーバーツーリズム

あいパークでササユリ開花  最盛期は来週末ごろ【長野県泰阜村】
2024.06.16

あいパークでササユリ開花 最盛期は来週末ごろ【長野県泰阜村】

 長野県泰阜村平島田の観光施設「あいパークやすおか」で、県指定の希少野生植物ササユリが咲き始めた。13日現在で開花しているのはまだ数輪だが、来週末ごろにも最盛期を迎え、爽やかなピンク色の花が園内のあちこちで楽しめそうだ。 標高800メートルの高地に咲き、濃いピンク色が特徴。12日

準絶滅危惧種のヘビ・シロマダラ 徳島県阿波市と美馬市で発見
2024.06.15

準絶滅危惧種のヘビ・シロマダラ 徳島県阿波市と美馬市で発見

 徳島県阿波市土成町と美馬市穴吹町で、県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているヘビ「シロマダラ」が見つかった。 土成町では4月10日午前10時ごろ、岸田茂さん(71)=阿波市市場町切幡、農業=が山林で山菜採りをしていたところ、体長60センチほどのシロマダラが足元にいる

安全に野生のヒグマに出会える、北海道十勝ならではのサファリパークでしかありえない体験を!
2024.06.15

安全に野生のヒグマに出会える、北海道十勝ならではのサファリパークでしかありえない体験を!

クマが人里に出没し、人間の生活圏にあらわれることが増えていますが、実際にその生態に触れたり、本物の姿を目にした人は少ないはず。北海道の十勝サホロリゾートに隣接した「ベア・マウンテン」は、限りなく野生に近い環境でヒグマたちが生活する様子を間近で体感できる、今までにない自然観察施設で

新地町の鹿狼山 清掃活動しながら登山楽しむ 福島 
2024.06.15

新地町の鹿狼山 清掃活動しながら登山楽しむ 福島 

福島の自然を守ろうと清掃活動をしながら登山をするイベントが15日新地町で行われました。このイベントは、県内の環境保全に取り組む福島トヨタが開いたもので15日は90人が参加しました。参加者たちは新地町の鹿狼山をゴミを拾いながら、登りました。福島市から参加

ホタルが飛び交う川に 小学校の教師や保護者が清掃活動【長崎市】
2024.06.15

ホタルが飛び交う川に 小学校の教師や保護者が清掃活動【長崎市】

ホタルが飛び交う環境を目指して15日長崎市の川沿いで清掃活動が行われました。長崎市の中心部を流れる中島川の上流 御手水川です。校区内の伊良林小学校の子供たちが毎年この川で種ボタルを採取し、卵をかえして幼虫を育て秋に放流しています。児童の活動を支える伊良

保護活動が“群生”育てる  ササユリ咲き乱れる  飯田市大瀬木 梅ケ久保かたくりの里【長野県】
2024.06.15

保護活動が“群生”育てる ササユリ咲き乱れる 飯田市大瀬木 梅ケ久保かたくりの里【長野県】

 長野県飯田市大瀬木の「梅ケ久保かたくりの里」で、県希少野生植物に指定されているササユリが見頃を迎えた。沢と林、日当たりの良い斜面が広がる一帯に、太陽の光を浴びて輝く可憐なピンク色の花が、訪れる人の目を楽しませている。 管理する梅ケ久保自然愛護会によると、先週から咲き始め、今週の

「山にお返しをしなくちゃいけない」奥多摩の“森”と“都民の水”を守る「森林隊」が奮闘!【アスヨク!】
2024.06.14

「山にお返しをしなくちゃいけない」奥多摩の“森”と“都民の水”を守る「森林隊」が奮闘!【アスヨク!】

ここは、自然豊かな東京都・奥多摩町(おくたままち)。高く伸びた木が倒れる大きな音が響くなか、次々と木を切っているのは、二宮宗一(にのみや・そういち)さん(78)。二宮さんたちがボランティアで行うのは、有地の森での間伐作業。その名も「森林隊」だ。二宮宗一

市街地に「カモシカ」 突然車道に飛び出す ゴミ捨て場の陰をうろつく様子も/青森・八戸市
2024.06.14

市街地に「カモシカ」 突然車道に飛び出す ゴミ捨て場の陰をうろつく様子も/青森・八戸市

八戸市の路上でカモシカが目撃されました。道路から飛び出し、対向車が慌てて減速していました。【視聴者提供映像】「カモシカいた、カモシカ」ゴミ捨て場の陰をうろつくカモシカ。午前11時半ごろに八戸市類家で撮影された映像です。【青森県自然保護課 

絶滅危惧種「光るサンゴ」ヒユサンゴ 14年の研究の末に完全養殖成功 乱獲から生態系を守る新たな一歩
2024.06.14

絶滅危惧種「光るサンゴ」ヒユサンゴ 14年の研究の末に完全養殖成功 乱獲から生態系を守る新たな一歩

高知・大月町の黒潮生物研究所が、鑑賞用として人気が高い「光るサンゴ」ヒユサンゴの完全養殖に成功した。“祖父母”から育ててきた研究所所長は“孫”誕生に大喜び。所長の目的である「ヒユサンゴを守る」ことに一歩前進した。「光るサンゴ」ヒユサンゴは特殊なライトを当てると神秘的な蛍光色の光を

「何か、用か?」電線の上から鋭い眼光 「最近里山では見なくなった」希少種の鳥と出合う
2024.06.14

「何か、用か?」電線の上から鋭い眼光 「最近里山では見なくなった」希少種の鳥と出合う

 電線の上から鋭い眼光が―。長野県飯綱町の森林に近い農耕地帯で猛禽(もうきん)類の野鳥にカメラを向けると、キッとにらみつけられた。「何か用か?」とでも言いたげだ。 図鑑で調べてみるとタカ科のサシバだった。県版レッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている希少種だ。 日

笠取の滝 見やすく 富山県上市町の白萩西部自治振興会、雑木伐採や草刈り
2024.06.14

笠取の滝 見やすく 富山県上市町の白萩西部自治振興会、雑木伐採や草刈り

 富山県上市町釈泉寺の山中にある景勝地「笠取の滝」の魅力を高めようと、地元の白萩西部自治振興会(平井敏廣会長)は雑木を除去して見晴らしを良くしたり、滝の間近まで行けるように道を作ったりした。遊歩道の草刈りも実施し、受け入れ準備を整えた。 笠取の滝の落差は36メートル。2017年に

体は雄、でも顔は違う? 宇都宮の舘さんが珍しいキジ発見 変異個体か、「1000羽に1羽」とも
2024.06.14

体は雄、でも顔は違う? 宇都宮の舘さんが珍しいキジ発見 変異個体か、「1000羽に1羽」とも

 【宇都宮】駒生町、パート従業員舘希(たちのぞみ)さん(30)が今月上旬、新里町の林で珍しいキジを発見した。雄特有の鮮やかな緑色の体なのに、雄の顔にあるはずの赤い部分「肉垂(にくすい)」がない。専門家によると、ニホンキジの「雄の変異個体」とみられる。養殖場では千羽に1羽ほどしか生まれないといい

和歌山城公園動物園の「水禽園」再開 水鳥たちが元気な姿見せる
2024.06.13

和歌山城公園動物園の「水禽園」再開 水鳥たちが元気な姿見せる

 和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)内の水鳥展示区画「水禽(すいきん)園」の公開が6月6日、再開された。(和歌山経済新聞) 同園では2023年11月21日から、鳥インフルエンザ対策のために池の水を抜き、水鳥をバックヤードに移して同区画を閉鎖。4月30日以降、国内で鳥インフルエン

ヒグマ駆除の問題で揺れるマチで“親子グマ”らしき姿の目撃が12日から相次ぐ 警察や町が注意を呼びかける 北海道奈井江町
2024.06.13

ヒグマ駆除の問題で揺れるマチで“親子グマ”らしき姿の目撃が12日から相次ぐ 警察や町が注意を呼びかける 北海道奈井江町

 地元の猟友会が報酬の低さなどを理由に、ヒグマの駆除などの活動を辞退している北海道空知地方の奈井江町で、12日からクマの目撃が相次ぎ、警察などが注意を呼びかけています。13日午前11時半ごろ、奈井江町内の道央自動車道近くの道を走行した男性が、車の中からクマ2頭の姿を目撃しました。

全滅のハス、復活なるか 芽をかじるカメ捕獲 小学生70人、苗植える 埼玉最大の自然の沼 川越
2024.06.13

全滅のハス、復活なるか 芽をかじるカメ捕獲 小学生70人、苗植える 埼玉最大の自然の沼 川越

 埼玉県川越市古谷上の市立古谷小学校(米塚貴洋校長)の3年生約70人が5日、同市の「伊佐沼」に近い水田で、自分たちが育てたハスの苗の移植を行った。伊佐沼では夏になるとハスがピンク色の花を咲かせてきたが、2022年からは激減した状態となっている。児童は「伊佐沼のハスも以前のように咲いてほしい」と

実物大オブジェでコウノトリ呼び込む 本物ペア定着に期待 香美町「トキワ」農園
2024.06.13

実物大オブジェでコウノトリ呼び込む 本物ペア定着に期待 香美町「トキワ」農園

 香美町香住区の矢田川沿いにたたずむ2羽のコウノトリ!?―。同区三谷の食品製造会社「トキワ」の農園「さとの風ファ~ム」に、ペアのコウノトリの姿を模した実物大のオブジェがお目見えした。関係者は「このオブジェが仲間を呼び寄せて(近くの巣塔に)飛来してくれたら」と、本物のコウノトリの定着に期待を寄せ

干上がったアマゾン大丈夫?―流域の乾燥化と熱帯林の減少が地球温暖化を加速する
2024.06.12

干上がったアマゾン大丈夫?―流域の乾燥化と熱帯林の減少が地球温暖化を加速する

南アメリカのアマゾン川といえば、アフリカのナイル川、北アメリカのミシシッピ川と並ぶ世界三大河川の一つ。流域面積は世界最大を誇る。700万平方キロメートルの流域面積は、日本列島の37万平方キロの18倍、ブラジルの面積の半分以上を占める。そのアマゾン川の流域が干上がりつつある。2023年秋には観測