# 義足

“学童のよっちゃん”がパリへ…義足のスプリンター・大島健吾 新たな武器で再びパラリンピックメダルに挑む
2024.09.07

“学童のよっちゃん”がパリへ…義足のスプリンター・大島健吾 新たな武器で再びパラリンピックメダルに挑む

パリパラリンピックの陸上に、愛知県瀬戸市出身の大島健吾選手が出場している。9月2日に行われた男子100メートルは予選で敗退したが、7日夜の男子200メートル予選(決勝は8日未明)にも出場し、ユニバーサルリレー(6日夜)のメンバーにも選ばれる可能性がある。3年前の東京パラではリレーで銅メダルを獲

2024.09.05

"可愛い義足”でメダルを…陸上と絵本作家の二刀流・前川楓がパリパラへ 苦しみ変えたトップ選手との2カ月

 パリパラリンピックで走り幅跳びと100メートルに出場する三重県津市出身の前川楓(かえで)選手は、陸上選手でありながら絵本作家でもある「二刀流」です。10代の時、事故で右の太腿から下を失い、「義足はかわいい!」を合言葉にパリでメダルを狙いますが、初めて出場したリオパラリンピック後

足を切断した後に起こる「幻肢」に対する治療はあるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.09.05

足を切断した後に起こる「幻肢」に対する治療はあるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#34 足の切断を控える患者さんの中には、「義足はどういった構造をしているのか」「自分でも歩けるのか」など、切断後の生活に不安を抱えているケースが少なくありません。そういった方に対しては、下腿切断される方であれば下腿義足を履けるかどうかの指標

義足生活を快適にさせるパーツとは…摩擦を防ぎ足を保護【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.29

義足生活を快適にさせるパーツとは…摩擦を防ぎ足を保護【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#33 病気やケガで足の切断を控える方の中には、「できるだけ足を長く残したい」と訴えるケースが少なくありません。執刀医も患者さんの希望に合わせて切断部位を考慮しようとしますが、膝下で切断する下腿切断の場合、残存肢が長いと手術をしていない足との

《走る喜びを伝えて30年》パラリンピック出場選手を多数輩出する“スポーツ用義足の練習会” 「誰もがスポーツを楽しめる機会を」義肢装具士の思い
2024.08.27

《走る喜びを伝えて30年》パラリンピック出場選手を多数輩出する“スポーツ用義足の練習会” 「誰もがスポーツを楽しめる機会を」義肢装具士の思い

 8月28日に開幕するパリ2024パラリンピックには、多くの義足のアスリートが挑む。義足には日常生活で付けるものと、競技で用いるスポーツ用義足がある。『パラリンピックと日本人』(小学館新書)の著者でノンフィクションライターの稲泉連氏が、パリ大会に出場するアスリートも輩出した、スポーツ用義足の練

筋力が衰えている高齢者でも安全に歩ける義足はあるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.22

筋力が衰えている高齢者でも安全に歩ける義足はあるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#32 普段、私たちが歩こうと足を1歩前へ踏み出す際、大腿四頭筋の力を利用しています。これは太ももの前面にある4つの筋肉の総称で、膝を伸ばす作用のほか膝関節の安定性の維持を担う、歩行に欠かせない筋肉のひとつです。 病気やケガで大

大前光市さんがダンス/竹下景子さん岐阜の魅力語る ぎふ文化祭、東京でPR
2024.08.18

大前光市さんがダンス/竹下景子さん岐阜の魅力語る ぎふ文化祭、東京でPR

 10月14日開幕の「清流の国ぎふ」文化祭2024をPRするイベント「清流の国ぎふ」体感inTokyoが17日、東京・日本橋で開かれた。岐阜県にゆかりある文化祭の応援大使らが岐阜の魅力を発信し、文化祭への来場を呼びかけた。 開催地への誘客のため、毎年文化庁が開催前に都内で行ってい

義足はどういった流れで作られているのか…まずは断端管理【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.15

義足はどういった流れで作られているのか…まずは断端管理【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#31 義足には、切断して残された足の部分(断端)を収納する「ソケット」と呼ばれる筒状の部品があります。主に熱硬化性樹脂で作られ、おのおのの断端に合うようオーダーメードで作ります。しかし、足を切断した直後は断端がパンパンに腫れて硬くなり、断端

義足になった仲間へ 中学2年生が始めた「また一緒に走りたい」を叶えるプロジェクト 応援の輪広がる【福島発】  
2024.08.10

義足になった仲間へ 中学2年生が始めた「また一緒に走りたい」を叶えるプロジェクト 応援の輪広がる【福島発】  

福島県須賀川市の中学生が、競技用の義足を届けるプロジェクトを立ち上げた。目指すのは、病気で義足になった陸上部の同級生と一緒に、また走ることだ。陸上競技部に所属する須賀川市の中学2年生の三浦香愛(みうら かな)さんと黒田悠月(くろだ ゆづき)さん。三浦さんは「彼と会っ

国内利用者は7万人…「義足」にはどういった種類があるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.08.08

国内利用者は7万人…「義足」にはどういった種類があるのか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#30「義足」とは、病気やケガで足の切断を余儀なくされた方が、失われた足の機能を補うために使用する人工の足です。 義足利用者は国内に約7万人いるとされ、足の切断部位によって義足の種類が異なります。 主に4つのタイプ

両足失った少女、5キロ完走 義足の痛み乗り越え、次の夢に
2024.07.26

両足失った少女、5キロ完走 義足の痛み乗り越え、次の夢に

 ロシア軍のミサイル攻撃に巻き込まれ、両足を失ったヤナ・ステパネンコさん(13)は義足を装着し、4月の米ボストン・マラソンで目標の5キロを完走した。26日までにウクライナ西部リビウで取材に応じ「難しい挑戦なのは分かってる。でも次の夢は10キロ走ること」とはにかんだ。 週4回の練習

片足切断、それでもまた両足で歩く母…韓国で感動呼ぶ「娘が撮影した映像」
2024.07.08

片足切断、それでもまた両足で歩く母…韓国で感動呼ぶ「娘が撮影した映像」

【07月08日 KOREA WAVE】希少がんで片足を切断した女性が松葉杖なしに義足をつけて両足で歩けるようになったという話が韓国で伝えられ、感動を呼んでいる。ユーチューブチャンネル「ハッサンHAESUN」とインスタグラムに先月26日、その女性、チョン・ヘソンさん(45)が「松葉

希少がんで片脚切断した母が義足歩行に初挑戦、そばで見守る小さな息子の姿に韓国ネット民感動
2024.07.05

希少がんで片脚切断した母が義足歩行に初挑戦、そばで見守る小さな息子の姿に韓国ネット民感動

 希少がんで片脚を切断した女性が、松葉づえを使わず義足を付けて歩けるようになったという話が感動を呼んでいる。 先月26日、動画共有サイト「ユーチューブ」の「ヘソンHAESUN」というチャンネルと写真交流サイト(SNS)「インスタグラム」に、「松葉づえなしで初めて歩きました」という

【肉体美がすごい】超イケメンと話題!「義足」のモデル
2024.06.22

【肉体美がすごい】超イケメンと話題!「義足」のモデル"かわけい"の魅力に迫る

「KawaK(かわけい)」として、モデルやTikTokerとして活躍する川原渓青(かわはら・けいせい)さん。彼は義足を利用しながらも、制限を感じさせない生活を送っており、その人生を楽しむ姿勢がたくさんの人々に力を与えている。今回はそんなKawaKさんにインタビュー。「生きていない

愛犬と散歩中の事故で右足を切断…パラ陸上・前川楓選手「目標は走り幅跳びで5m」パリで目指すメダル獲得
2024.06.15

愛犬と散歩中の事故で右足を切断…パラ陸上・前川楓選手「目標は走り幅跳びで5m」パリで目指すメダル獲得

パリパラリンピック出場を目指す、三重県津市出身の前川楓選手が6月9日、最終選考を兼ねた日本パラ陸上選手権の走り幅跳びで優勝し、パリに向けて大きく前進しました。前川楓選手(26)は2012年、愛犬と散歩中に事故に巻き込まれ、右足の太ももから下を切断しました。義足で競技に挑み、これま

愛犬と散歩中の事故で右足を切断…パラ陸上・前川楓選手「目標は走り幅跳びで5m」パリで目指すメダル獲得
2024.06.12

愛犬と散歩中の事故で右足を切断…パラ陸上・前川楓選手「目標は走り幅跳びで5m」パリで目指すメダル獲得

 パリパラリンピック出場を目指す、三重県津市出身の前川楓選手が6月9日、最終選考を兼ねた日本パラ陸上選手権の走り幅跳びで優勝し、パリに向けて大きく前進しました。 前川楓選手(26)は2012年、愛犬と散歩中に事故に巻き込まれ、右足の太ももから下を切断しました。義足で競技に挑み、こ

学童のバイト“よっちゃん”がパリへ…世界パラ陸上で大島健吾選手が銀メダル パリ・パラリンピック代表に内定
2024.06.01

学童のバイト“よっちゃん”がパリへ…世界パラ陸上で大島健吾選手が銀メダル パリ・パラリンピック代表に内定

「義足のスプリンター」の大島健吾選手が、5月25日に神戸市で開かれた世界パラ陸上・男子200m決勝で銀メダルを獲得し、パリで開かれるパラリンピックへの切符を掴んだ。愛知県瀬戸市出身の大島健吾選手は、生まれた時から左足の足首から先がなかった。義足をつけて陸上選手となり、東京パラリン

山本篤「プロアスリートは終わっても人間としての挑戦続く、ゴルフやマラソンにも」/独占手記2
2024.05.28

山本篤「プロアスリートは終わっても人間としての挑戦続く、ゴルフやマラソンにも」/独占手記2

 パラ陸上男子走り幅跳び義足クラス(T63=片大腿切断)の元世界記録保持者、山本篤(42=新日本住設)が現役引退した。27日に会見を開き、自らの口でさまざまな思いを語った。「義足のジャンパー」は会見後、日刊スポーツに手記を寄せた。(※1からの続き) ■再び走れた時の喜び<

五輪出場拒否を乗り越え、日本製義足で完全復活目指す鬼才のランナーと日本人エンジニアの夢【神戸世界パラ陸上】
2024.05.26

五輪出場拒否を乗り越え、日本製義足で完全復活目指す鬼才のランナーと日本人エンジニアの夢【神戸世界パラ陸上】

パラ陸上の世界選手権は25日、神戸ユニバー記念競技場で最終日が行われ、男子400メートル決勝(T62=両下腿義足)で米国のブレイク・リーパーが49秒48で4位に入った。2019年に44秒38という驚異的な記録を出した彼は、過去に健常者と同じ国際大会に出ることを熱望したものの、使用している義足が

「どこが一緒でどこが違うのか知って」…義足のパラ陸上選手・前川楓さん、自作の絵本で読み聞かせ
2024.05.06

「どこが一緒でどこが違うのか知って」…義足のパラ陸上選手・前川楓さん、自作の絵本で読み聞かせ